みなさん。
高齢者の運転ってなんだか危険で、毎日のようにニュースで話題になりますね。
正直、「止めさせたい!」「何とかならないの?」
と思っている人も多いかも知れません。
さて、普段運転している人にとっては、たまに遭遇する車があります。
大抵前の車がノロノロ遅かったり、おぼつかなかったりする車。
大体、初心者マークか高齢者ですよね?
しかし、初心者はいずれ初心者でなくなり運転がうまくなる可能性があるのですが、
高齢者の場合は正直、これからだんだん判断力も低下してきますし、
更に高齢になればなるほど、運転し続けるのは、正直危険ですよね?
今回は高齢者の運転について記載したいと思います。
高齢者の運転って危険?
そもそも何故、高齢者の運転が危険!
と言われているのか検証してみたいと思います。
もちろん。
ここでお話ししたいのが、全部の高齢者がそうであるという事ではありません。
高齢者の中でも若い人よりも運転が上手い人もいます。
ここで言いたいのは、高齢化して判断力が衰え、運転する能力が衰えてしまった場合の事です。
昔は何でも無かった運転が、加齢とともに運転の能力が衰え、
危険回避能力が衰えてしまった人や危険な運転をしていても気付かない人が多くなっています。
高齢者のマナーや運転について!
高齢者の運転する車はマナーも悪い人も多いです。
例えば、ウィンカー出さないで車線変更。
一時停止違反などです。
ブレーキとアクセルを踏み間違えるなどもそうです。
これを間違えると、本当にまずいですよね。
前の車が急ブレーキした時に、ブレーキしようとしたらアクセルと間違う。
駐車場の車庫入れでバックする時、ブレーキしするときに、アクセスを踏みコンビニの店に突っ込むケースもあります。
危険を感じてから回避するまでの時間が長い。
他にも一方通行や高速道路を逆走し、逆走しても気付かない。
自分が間違えているのにクラクションを鳴らす人もいる位です。
正直危険で、命にも関わります。
高齢者の心理
高齢者のかたは若い人には負けない!
と言うプライドもあります。
そして長年何も起きなかった事からも自分は運転が上手い。と思っている傾向にあります。
しかし、いざ運転してみると危険な状況にあるにもかかわらず、危険だと思っている認識が無い。
これは、客観的に言っても危険ですよね!
「判断ミス」により、大きなミスを招き、重大な取り返しの付かない事が起こる事も考えられます。
考えただけでも怖いですね。
高齢者の運転が無くならないのは?
されでは、何故、これほどまでに高齢者の運転が危険と言われているにもかかわらず、
高齢者の運転がなくならないのでしょうか?
高齢者が運転する理由はいつくかありますが、特に大きな理由は車が無いと不便が一番多いと思います。
ご存知の通り、田舎に行けば行くほど、交通機関が発達していません。
都市部のように電車や地下鉄も発達していなく、バスもほとんどない。
タクシーは、電話で予約しないと来ない。
病院に行くにも一日仕事なってしまう事も珍しくありませんし、スーパーへの買い物も一苦労。
車が無いと不便だという意見もあり、車を手放せないのも理由の一つだそうです。
この様にとりわけ地方は完全なる車社会で、車に頼らなければ生活が不便。
そして日本の社会が急速に高齢化している事が背景であるとも言えます。
やめさせる方法は?
実は高齢者の運転を止めさせる方法は案外と難しいものです。
高齢者は自分が運転が上手いものと思っているからです。
それは長年の経験があるから自分は失敗しない!と思い込んでいる部分があります。
自分を過大評価してしまっている事に原因があります。
ですから、いざ家族が車の運転をやめさせようとしても激高してしまい。
自分は大丈夫!と反論してしまいます。
家族が止める事も困難となってしまいます。
それでは、どうすればやめてもらえるようになるでしょうか?
平和に穏便に解決するには、まずは話し合いをしてみましょう。
まず車を使っている理由を明確にするのです。
例えば、買い物がメインで使っているならば、
今後の買い物など通販に切り替えた場合など、どのよな影響が出るかなどしっかりと考えてあげないといけません。
車が無いと困る理由を明確にして、その解決方法を探る。
例えばタクシー利用に変えた場合と車の維持費を比較したりして金銭面等も考えてあげる必要もありますね。
免許返納はどうすれば?
高齢者の運転を止めさせる方法として、家族が説得させるのが一番ですが、正直難しいケースもあります。
その場合、例えば、運転免許試験場に行って相談したり、管轄する警察署に相談するのも良いかも知れません。
「認知機能検査」の受検もあり、75歳以上義務付けられています。
点数が出て、49点未満 になると
臨時適性検査、もしくは医師の診断が必要であり、認知症と診断されれば、手続きした上で、免許取り消し・停止となります。
例えば認知症と知っていて運転させてしまった家族にも責任が問われることもあるそうで、注意が必要です。
しかし、このように明確な取り消し理由があれば良いのですが、特にそのような理由が無い場合、免許の返納は本人の意思が最優先されます。
ですから、第三者が勝手に返納はできなく警察と言えでも難しいです。
話し合いも駄目で、特に取り消し理由が無い場合は、最近はやりのブレーキアシストやコーナーセンサーなどの安全装置つきの車も検討するして見てはいかがでしょうか?
但し、あくまで運転をサポートするものですから万能ではありませんので注意が必要です。
さいごに
さて、今回は高齢者の運転について記載しました。
もちろん高齢者の全てが危険という訳でもありません。
ニュースでここ最近大きく取り上げられる高齢者の運転について加害者も被害者もどちらも良い思いをしません。
もし家族がみて運転をやめてもらいたいと思うようになった時には、まずはじっくり話し合ってみる事が一番大事です。