三遊亭好楽。
あなたはこの名前を聞いてどういったイメージをするでしょうか。
国民的人気番組「笑点」に長らく出演するレギュラーメンバー。
ピンクの着物が眩しいものの、他のメンバーに比べて若干地味な印象かもしれません。
ですが、そもそも何年「笑点」に出演しているのでしょうか。
となると、現在の年齢は?意外と知らない三遊亭好楽に迫ってみましょう。
三遊亭好楽の息子や娘は?
三遊亭好楽さんには、娘が2人、息子が1人います。
息子が末っ子になります。
長女は三遊亭好楽本人のマネージャーをしています。
次女は雑司が谷でたい焼き屋さん「ひなの郷」を経営しています。
子宝たいやきや、鬼っこたいやき、という一風変わったものが人気だとか。
鬼子母神から徒歩1分で、参拝客にも人気だそうです。長男のブログでは愚姉、最終兵器などと書かれています。
長男は落語家、本名、入家一夫。三遊亭王楽として活動中です。
師匠は5代目圓楽。
つまり、父親の三遊亭好楽とは兄弟弟子に当たります。
また、5代目圓楽の最後の弟子でもあります。
ちなみに、父親に弟子入りするつもりは無かったらしく、同様に父親も自分に弟子入りさせるつもりは無かったみたいです。
古典落語を主に演じているそうです。
また、長女と長男にはそれぞれお子さんがおり、つまり三遊亭好楽には孫が2人いる事になります。
特に長女の息子である遥君は一緒に落語でテレビ出演し、三遊亭好楽、三遊亭王楽と3代で古典落語、親子酒を演じました。
そのルックスも含めてネット上で話題になりました。
三遊亭好楽の妻もチェック!
「笑点」から離れていた時期は仕事もなく、月収も50万あったものが1万まで落ち込んでいたらしいです。
そんな状態を支えたのが奥さん。
元々は一般の方のようですが、仕事もなく引きこもっている夫に散歩を勧めたり、家計が苦しい中で、草野球仲間を連れて来て、精一杯もてなしたり。
また、近所を不機嫌な顔で歩いていると窘めるそうです。
笑福亭鶴瓶、桂歌丸といった方々も奥さんの内助の功を称えています。
三遊亭好楽の年齢について!
三遊亭好楽さんは1946年8月6日生まれ。
つまり、現在71歳です。(執筆時)
年齢より遥かに若々しいですね。
ちなみに星座は獅子座です。
三遊亭好楽の若い頃
ご両親が熊本出身の影響かはたまた血筋か、若い頃からお酒が大好きでした。
真打になるまで飲酒はご法度だったらしく、その度に師匠から破門を言い渡されていたみたいです。
その数なんと23回。
飲み過ぎて寄席を欠席したり、師匠のバッグを忘れたりと中々大きな失敗をしています。
その度に許されているのも驚きですよね。
プロフィール
三遊亭好楽さんの本名についてですが、入家信夫(いりいえのぶお)。
ちなみに入家レオさんとは血縁関係はありません。
東京は東池袋の出身で、本人を含めて8人兄弟と言うのですから現在の感覚からすると驚きですね。
母親がよくラジオで落語を聴いていたらしく、その姿を見て落語に興味を持ったのだとか。
高校時代は池袋演芸場に足繁く通ったみたいです。
高校卒業後に8代目林家正蔵に弟子入りしますが、何と3回断られ、4回目でやっと許しを得たという事です。
1979年には「笑点」大喜利メンバーになっていますが、師匠がお亡くなりになった後、1983年に5代目圓楽門下に移籍しています。
その折に好楽という名前を頂いた、という事です。
1983年10月から1988年4月までは、古典落語の修行の為に「笑点」から離れていたそうです。
復帰後は現在進行形で出演中です。
なんと30年以上の「笑点」キャリアです。
落語家としての芸歴は50年を越えており、正に大ベテランと呼ぶに相応しいです。
まとめ
今では日本一幸せな落語家、とまで呼ばれる三遊亭好楽。若い時の失敗、貧乏、様々な苦労を経験して来ています。
それを支え続けてきた奥さん。
今では3人の子供に2人の孫に恵まれ、息子と孫は同じ落語家の道を歩んでいます。
彼は本人の能力や努力だけではなく、何より家族に支えられ、家族こそ幸せの象徴とも言える落語家になりました。
日曜日「笑点」を観ると、また違った視点で見る事になりそうですね。
ピンクの着物は幸せの証かもしれません。