クルマのドレスアップは、それ自体が趣味になるほど楽しいものがあります。
そんなドレスアップで、一部の方がはまっているのが今回紹介するキャリパー塗装です。
しかしこのキャリパー塗装、一方ではダサいという評判も出てしまっています。
果たしてキャリパー塗装はダサいのか、そんな話題をテーマになぜダサいと言われるのか、またダサくない理由はどういったものなのかについてまとめました。
これを読めばあなたは、きっとキャリパー塗装はドレスアップとしてどうなのかといった疑問の答えを知ることができるのではないでしょうか。
それでは本題へ移っていきましょう。
キャリパーの塗装はダサい?
プチ仕込みから愛機帰ってきました!スリットロータ変更と、キャリパーF仕様に塗装
見映えなかなか良い感じ👍️ pic.twitter.com/Q7XSKm3LWU— haru@ももいろIS (@haru77085015) June 25, 2020
結論を言うとキャリパー塗装はやり方によってはダサくない
結論を言えばキャリパー塗装はやり方さえ気をつければダサくありません。
実際に名門と言われるディスクブレーキメーカーは、自社の製品をアピ―ルするためにキャリパー塗装を最初から施しています。
例えば、イタリアのブレーキメーカーであるブレンボは、自社の製品にキャリパー塗装(主に赤や黄色)を施しており、スポーツカーの足元に自社の製品の存在をアピールしている代表的なメーカーです。
そのブレンボのような塗装をすれば、むしろカッコいいと言えるのではないでしょうか。
ただ、このブレンボのようなカッコいいキャリパー塗装をするのは難しいものがあります。
他の小物のような塗装をすると、色あせて非常にダサくなることがあったり、ブレーキというクルマの安全性と直結する部分なので、慣れない作業で塗装を行うとブレーキ性能が損なわれるという致命的な状態になるというデメリットも少なくありません。
なぜキャリパー塗装はダサいと言われるのか
キャリパー塗装がダサいと言われる理由は、塗りが汚くなりがちということとゴールドや黒、シルバーなど、配色を間違えると非常に悪目立ちしてダサくなる、汚れやすい場所なので汚さでダサいという点が挙げられます。
塗りをキレイにするためにキャリパー塗装前に十分な下処理を行う必要があるのですが、慣れない作業出その処理が不十分など塗装してもキレイに塗料が乗りません。
それにキレイに色が乗っても定着が不十分だと洗車のたびに色落ちしてしまうことも多いのです。
そんな色むらがあったり、洗車で色あせたキャリパー塗装部分はどうしてもダサくなってしまいます。
キャリパー塗装は黄色や赤色、あるいは青色と言った有名ディスクブレーキメーカーが設定している色だと、確かにカッコいいと言えます。
しかし、それ以外のゴールドやシルバーは、ホイールなどの色とうまく組み合わせないと非常にダサくなりがちです。
黒も良いのですが、ホイールの色と合わないと悪目立ちしてしまいダサくなります。
またキャリパー部分は頻繁に泥や汚れ、ホコリなどを浴び、時にブレーキパッドの粉などを受けることも少なくありません。
このように汚くなりやすい場所なので、塗装を行ってもうまく行かないとダサいのです。
キャリパー塗装はプロがおすすめ
ブレーキ周り(マスターシリンダー、キャリパー)OH完了
左リアキャリパー固着してたみたいぇやって良かった👌キャリパー塗装出来るとのことで赤く染めてもらいました。
あと運転席側のドアキャッチも変えてかなりシットリした開閉感になった☺️ pic.twitter.com/UdRvb5zLaz
— Lybius@キャスバル号NB6 (@Lybius_NB6C) June 21, 2020
キャリパー塗装をカッコよく決めたい、そんな場合は自分で行わず思い切ってプロに任せることです。
自分のスタイルに合った工場で、キャリパー塗装に慣れたプロに任せてしまいましょう。
確かにコストがかかるというデメリットはあります。
しかしブレンボのようなきれいなキャリパー塗装をしてくれるので、塗りムラや配色がおかしな塗装というのも経験的に避けてくれることも少なくありません。
それにブレーキ構造を熟知しているので、安全性もきちんと確保してくれるのがとても大きなメリットと言えるのです。
自分でキャリパー塗装を行うことも不可能ではありません。
ネットを見れば、方法はとてもたくさん紹介されています。
しかし自分で行うのも良いですが、下手な塗りムラや安全性を失うといった致命的なミスをしたり、変な配色でダサくしてしまうというのを避けるという意味で、まずは最初にプロの方法を間近で見て、他のクルマは自分でチャレンジするというのが自分で行う場合のカッコいいキャリパー塗装と言えるのではないでしょうか。
自分のクルマの足元をよりスマートでカッコよくするためにきれいなキャリパー塗装でカッコよく決めたいものです。
あなたがもしキャリパー塗装をカッコ良くしたいのであれば、慣れないうちはプロに相談してみることをオススメします。
まとめ
キャリパー塗装はダサいと言われがちです。
確かにその方法を間違えると、非常にダサいドレスアップになってしまうことは事実といえます。
そんなキャリパー塗装ですが、配色をきちんと行い、十分な下処理を施し、そしてこまめに汚れを取ることで魅力的なクルマに見せることは十分可能です。
もしカッコいいキャリパー塗装をしたいのであれば、技術の確かなプロに依頼したり、工夫することでよりよいキャリパー塗装をすることができるのではないでしょうか。
きっとゴールドやシルバーと言った悪目立ちしそうな色であってもホイールや全体の雰囲気を工夫して、きれいに決めてくれるはずです。