伏見稲荷大社の初詣についてご紹介します。
伏見稲荷大社といえば長く続く赤い鳥居ですよね!?
外国人にも人気で、写真でもよく見かけると思います。
今回はそんな伏見稲荷大社の初詣についてご紹介します。
Contents
伏見稲荷大社について
伏見稲荷大社のアクセス方法や周辺情報をご紹介します。
住所
京都市伏見区深草薮之内町68番地
伏見稲荷大社へのアクセス
電車の人は、京阪本線「伏見稲荷」駅から東へ徒歩約5分、またはJR奈良線「稲荷」駅下車すぐです。
市バスなら、南5系統で「稲荷大社前」下車、東へ徒歩7分です。
車の人は、名神高速京都南インターから約20分、阪神高速上鳥羽出口から約10分ですが、できるだけ公共の交通機関を使用して欲しいとのことです。
周辺情報
JR京都駅まではJR奈良線で5分ほどで到着するので、京都観光を楽しめます。
五重塔で有名な「東寺」はJR京都駅から徒歩15分程ですし、伏見稲荷大社からのバスも出ています。
その他に「月桂冠大倉記念館」があります。
お酒を造っている所で、試飲もできて300円の入館料です。
「月桂冠大倉記念館」は、京阪「伏見稲荷」駅から準急で2分の「中書島」駅から徒歩5分です。
伏見稲荷大社の初詣の混雑状況
私は1月1日の午後1時すぎに、京阪「伏見稲荷」駅に到着しました。
全くどこにあるのかも知らずに来ましたが、初詣らしき人がたくさんいたし、駅前にはお巡りさんや警備員が「押し合わずにゆっくりとお歩きください」などとメガホンで連呼していたので、人波についていくという感じで、迷わずに行けました。
通常なら駅から徒歩5分のはずですが、混雑を避けるためにUターンしたり迂回して回って回っての繰り返しでW字に歩いたりしたうえに、ずっと牛歩状態でした。
そのため、本堂が見えてくるまでに、駅の改札を出てから20分くらいかかりました。
しかし2時半ごろの帰路では、警察官や警備員も解散して一息ついているところだったし、人出も少なくなっていて、牛歩ではなくスムーズに歩いていました。
混雑を回避するには、夕方前くらいに行った方がよさそうです。
初詣には例年270万人が訪れる人気の神社ですが、多くの人は元旦にお雑煮やお節料理を食べてお昼から「そろそろ初詣に行こうか」となるようです。
お昼前後が一番混雑するので、この時間を外すか、お正月3が日を外せば空いてくるでしょう。
伏見稲荷大社の初詣の駐車場について
無料の駐車場が境内にありますが、年末年始や行事の時は閉鎖されます。
その代わりに臨時駐車場が第1~第4まであります。
この臨時駐車場も無料(0円)なので、車で来る人には非常に有難いでしょう。
しかし、伏見稲荷大社のホームページでも、京都府警の方でも「参拝はできるだけ公共の交通機関をご利用ください」となっています。
臨時の第1駐車場
臨時の第1駐車場は「伏見稲荷」駅から西にほぼ真っすぐ10分ほど歩いたところにあります。
スーパーライフの前を通り越して、砂川交番の隣です。
臨時の第2駐車場
臨時第2駐車場は通常は観光バスなどの大型車専用となっています。
臨時の第3駐車場
臨時第3駐車場は、伏見稲荷大社からは徒歩20分ほどかかります。
ここから第1駐車場前までに無料シャトルバスが出ていますが、すぐには乗車できないこともあるし、行きはシャトルバスがあったけど帰りはもうシャトルバスが走っていなかったというケースもあるので、帰りの時間が遅くなる人は注意が必要です。
臨時の第4駐車場
臨時第4駐車場は伏見区深草下川原町21-25
にあります。
京阪伏見稲荷からは西に徒歩10分くらいです。
臨時駐車場は、基本的には午前9時ごろから午後4時半や5時ごろまでの営業ですが、混雑時は午後2時で入庫が終わりとなることもあります。
また、お正月のみの営業です。
この点も要注意です。
有料駐車場の場合
これらの臨時駐車場が満車の場合、有料駐車場を利用することになると思いますが、中には驚くほどのお正月特別料金を取るところもあります。
例えば、10分で300円と言う駐車場もあるのです。
300円だけ大きな字で書いていて、10分を小さな字で書いているので、参拝を終えて駐車場に戻ってきたら「3000円です」などと言われてびっくりする、というケースもあるようです。
「夕食代がパーになった」と嘆いている人もいるようなので、料金をしっかりと確認してください。
伏見稲荷大社の初詣の屋台について
屋台は、駅周辺にたくさん並んでいます。
たこ焼き、お好み焼、おでん、たい焼き、りんご飴、イカ焼きなどなど、なんでもあるという感じです。
また、屋台以外にお土産屋さんもたくさん並んでいます。
京都名物の生八つ橋を試食したり、京都の宇治茶を出しているところもあります。
寒い日の温かいお茶は有難いですね。
また、稲荷神社と言うことでおいなりさんの「きつね」の形のおせんべいを焼いている店もありました。
私は帰路で七味唐辛子を買って帰りました。
七味の中身がいろいろと並べてあるのです。
七味は七つの味と書くように、唐辛子、山椒、麻の実、黒ゴマ、けしの実、青のり、ショウガをブレンドしたものです。
その場でジッパーの付いた袋に入れてくれます。
最初からブレンドしたものも売っていましたが、「山椒を多めにしてとか、山椒を10gとショウガを15g足して」などと言うように自分流にブレンドすることもできるようです。
七味唐辛子の良い香りが店内やお店の前まで漂っていました。
その他京阪「伏見稲荷」駅からすぐの「京豆庵 伏見稲荷店」では、豆乳ソフトクリームや豆乳ドーナッツがあります。
伏見稲荷大社の初詣のおみくじについて
おみくじは、箱を振って出てきた棒に書いてある数字を巫女さんに告げる、という方法です。
私は十四と書いてあったので「14番」と言って、巫女さんからおみくじを頂きました。
開いて中を見ると「小凶後吉」と書いてあります。
普通はおみくじと言うと、大吉とか吉とか末吉とか、凶とか大凶ですよね。思わず「何これ?」と、友達と笑ってしまいました。
伏見稲荷大社では凶や大凶はないそうです。
その代わりに吉凶未分末大吉(よしあし未だ分からず末大吉)とか、吉凶相交末吉(きちきょうあい交わり末吉)、吉凶相央、吉凶相半などがあるのです。
これらは、真面目に努力を続ければ後には吉となりますや、吉と凶が混じっているけど、努力を続ければ末には吉となるでしょう、吉でも凶でもありません、あなたの努力次第です、などと言う意味です。
私が引いた「小吉後吉」も、「ついてないことばかりだ!」等と腐ってしまうことなくコツコツと頑張れば後には吉となりますよ、と言うことなのでしょう。
凶や大凶がないというのは、ここの神様は優しい人なのかもしれません。
引いたおみくじは、嫌なことがあっても腐らずに投げ出さずに頑張ろう!という自分への戒めとして、手帳に挟んで持って帰りました。
伏見稲荷大社の初詣のお守りについて
全国に30,000社あるといわれる稲荷神社、その総本宮である伏見稲荷大社のお守りいただきました\(^o^)/
商売繁盛・五穀豊穣の神様として、厚い信仰を集める伏見稲荷大社だそうです
これで商売繁盛なりますように・・・祈り pic.twitter.com/qfcWCWs4BP— star-mt (@t_hoshiyama) July 30, 2017
伏見稲荷大社のご利益は商売繁盛や五穀豊穣や安産、万病平癒、学業成就など、なんでも来いと言う感じです。
そのため、お守りも各種いろいろと並んでいました。
家内安全の神札が1000円、商売繁盛の神札が大は2000円で小が1000円です。
厄除けや災難除けのお守りが800円となっていました。健康や無病息災や諸願成就のお守りが800円です。
交通安全は車体用が1000円、自転車や肌身用が500円でした。
その他にも願いが通るお守りが500円など、いろいろと並んでいました。
私は、ここではお守りは買っていません。
2日に他の神社にも行く予定にしているし、お守りはたくさん持っているのでケンカしてもいけないと思ったからです。
しかし、古いお守りを持っていては良くないのでしょうか?お守りの有効期限は、どれくらいなのでしょうかね。
全国に30,000社あるといわれる稲荷神社、その総本宮である伏見稲荷大社のお守りいただきました\(^o^)/
商売繁盛・五穀豊穣の神様として、厚い信仰を集める伏見稲荷大社だそうです
これで商売繁盛なりますように・・・祈り pic.twitter.com/qfcWCWs4BP— star-mt (@t_hoshiyama) July 30, 2017
ちなみに遠方の人は郵送で購入する事が出来ます。
伏見稲荷大社のお賽銭について
私が行ったときは、お賽銭の所は人がいっぱいで、まさに牛歩状態でした。
お巡りさんや警備員がしきりに「押さないでください。止まらずに歩いてください」と連呼していました。
そして、混雑を避けるためにジャランジャランと鳴らす鈴は、取り外してありました。
10分くらいして、やっとお賽銭箱の前まで来ると、「速やかに移動してください。長時間立ち止まらないでください」と連呼していたので、早口でお礼やお願いを告げて立ち去りました。
ゆっくりとお願い事を唱えている場合ではなかったです。
お賽銭箱の中には、1万円札や5000円札もあったけど、私は「金額よりお気持ちが大事だ」と言う言い訳をして、50円玉1枚と5円玉1枚の55円でした。
まとめ
今回は伏見稲荷大社をご紹介しました。
京都に住んでいる人も観光で行った人も是非、行ってみたい初詣のスポットではないでしょうか?
今年一年良い事がありますように!