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卒業式は保護者以外の親族も誘うべき?注意点と参加する際の服装例

卒業式
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最近の卒業式には保護者席が複数用意されることも増えてきました。

特に子育てを支援してくれている祖父母などを誘うことが増えてきているようです。

では、実際に保護者以外の親族も誘うべきかどうか、出席する際の注意点と服装について、まとめていきます。

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卒業式は保護者以外の親族も誘うべき?

卒業式の保護者の席

卒業式は保護者以外の親族も誘うべきでしょうか?

結論だけ言いますと無理に誘う必要はありません。

ただ、参加したいと親族からお話があれば、どうぞと許諾したい気持ちも解ります。

まずは、シチュエーションを考えてみましょう。

 

たとえ、学校側が保護者以外の親族の参加を禁止していなくても、卒業式には保護者席しか用意されていないことの方が多く、保護者以外の親族は立ち見になることが多いです。

お誘いして立ち見となり、ご自身が着席となると、よほどの理解が無い限り不満に思わせてしまうこともあります。

前述したとおり、先方から参加したいと相談を持ち掛けられた時に、その旨をしっかりと伝え、快諾された上で参加される方が良いでしょう。

逆にこちらかお誘いするか迷われているのであれば、保護者以外の親族がどれぐらい子育てに協力してくれていたか

というところを境界線にして考えるのがよいと思います。

卒業式に保護者以外の親戚を呼んでいいかの基準

子育てに協力してくれていたかどうかで誘うべきか考えましょう。

常日頃から子供の相手をしてくれていたのであれば、相手の出欠を問わずお誘いすることで喜ばれるのではないでしょうか。

 

ただし、お誘いする予定の親族が高齢の場合は注意が必要です。

先ほども記載しましたが、式場の規模に合わせて椅子が用意されます。

卒業生1人に対して、2席までの用意が平均的です。

学校によっては、1席しか用意していないこともあります

ですので、両親、祖父母と2人以上になる場合、3人目からは立ち見になる可能性が高くなってきます。

その場合、祖父母に立ってもらうことになるかもしれません。

もしその事が、心苦しいならば、両親が立ってもらう事も有り得ます。

ただ、その場合は、保護者側の席に祖父母が座るという事で、ちょっと違和感を感じるかも知れません。

卒業式に保護者以外の親戚が出席するデメリット

卒業式で座れるのは二人まで。両親、祖父母とに出席する場合、誰かは立ってもらう可能性もある

卒業式は意外と長丁場となりますので高齢の方には負担が大きくなるかもしれません。

そのあたりもふまえ、しっかり相談されることをお勧めします。

卒業生のご兄弟、従兄弟などは卒業式があることはお伝えしても、無理にお誘いする必要はないでしょう。

 

1人の卒業生に沢山の家族が集まると、それが複数の卒業生にと考えるとあまりに大変な式典になってしまい、卒業生の存在が薄れかねませんので、お誘いされる人数はある程度、選りすぐることが望ましいと思われます。

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卒業式に保護者以外の親族が出席する際の注意点

卒業式に保護者以外の親族が出席する際の注意点として、

一番大事なことが卒業生の為の式典である、ということです。

保護者以外の親族が出席する場合、大所帯になることがよくあります。

例えば、祖父母4人、主役の兄弟2人、主役の従妹数名など両親を合わせると10名近くの出席者となることもあります。

卒業式は卒業生が主役

人数がいるせいか、アットホームな状況になりがちですが、あくまでも式典です。

式典は厳かに行われる場であります。

大人数で参加して、騒いだり、席がないから用意してと学校側に無理を言ったりせず、周囲の皆様と一緒に気持ちよく主役を見守ってあげられるよう振る舞うことが大事です。

心苦しいことですが、小さなお子様をお連れの場合、お子様が泣き出したりしてしまった場合は出来るだけ速やかにお子様と式場から退出し、落ち着かせてあげて下さい。

卒業式は卒業生1人1人が壇上で挨拶したり、卒業証書の授与などがありますので、会場がざわついてしまう前にお子様を助けてあげてください。

 

もう一つは服装です。

これといった決まりはないのですが、やはり主役より目立つような格好はよくないです。

主役を立てて、影となり見守ってあげてください。

かといって、極端に言えば、喪服も良くはありませんので、お控えください。

無難のはスーツです。

男性も女性もスーツの着こなしというのは実は奥深いものですので、出来れば、後程、紹介する着こなしを確認しておくと卒業式以外にも使える知識が沢山ありますので便利です。

といってもお洒落に着こなさなくても良いです。

最低限押さえておくマナーを知り、恥をかかない事が大事です。

卒業式に保護者以外の親族が出席する注意点
  • 人数が多くなってもざわつかないようにし、控えめにする。
  • 服装も主役よりも目立たない地味なものにする。
  • 出席する服装はスーツが無難。

卒業式に保護者以外の親族が出席する際の服装例

成人であれば、男性はスーツ、女性もスーツが多いです。

服装の注意点やポイントをまとめましたので、チェックしてみて下さい。

大人の男性の場合

まず上下に着る服ですが、先ほど記載した通りスーツが無難です。

礼服やブレザースーツは避けましょう!

得にありがちなのが、普段からスーツを着ていない人にって、礼服を着用してしまう事です。

一見、問題無い様にも思えますが、保護者がこれらを着用するのは、卒業式には合いません。

保護者側が着る服装はスーツが良いでしょう!

 

次に、悩むのがスーツの色でしょう。

スーツの色はグレーやネイビーがおすすめです。

ストライプもあっても良いですが、目立たない程度のものが良いでしょう!

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ワイシャツは白がおすすめです。

最近はシャツの色も白以外にもピンクやブルーなどがあります。

一見お洒落な色でも卒業式にはあまりふさわしくないので、避けた方が無難です。

白いワイシャツは清潔感がありますし、落ち着いた雰囲気があります。

卒業式にもピッタリの色です。

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次にネクタイです。

色は白・黒の単色は避け、例えばストライプの物とかが良いかも知れません。

キャラクター物は避けましょう!

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靴下はスーツと同系色が望ましいです。

真っ白な靴下は避けましょう。

あと短めの靴下だと肌が見えてNGです。

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靴下と同じく注目されやすいのが、靴です。

靴もビジネスで利用される革靴がおすすめです。

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大人の女性の場合

先程、女性の場合はスーツという話がありましたが、

女性の場合は母親が着物であれば、着物で合わせても問題はないです。

着物の場合は控えめな色無地の着物に黒の紋付羽織や、一つ紋、三つ紋が入ったものでもいいです。

羽織は式場でも脱がずに着用出来ます。

スーツの場合はスーツやワンピースにパールのネックレスだとフォーマルな感じになります、ゴールド系のアクセサリーは控えめで落ち着いた印象がいいでしょう。

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スーツで、コート着用の場合はコートを式場で脱ぐのがマナーとなっています。

お子様の場合

お誘いする対象ではないですが、卒業生のご兄弟が学生さんの場合、フォーマルなジャケットとパンツがいいでしょう。

中学生や高校生であれば、学校の制服でも問題はありません。

小学生以下のお子様であれば、制服があれば制服でも構いません。

黒や紺のズボンにシャツとカーディガンなどで問題ないでしょう。

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どなたの場合であっても、卒業生は制服で式に出席します。

卒業生よりも目立つような明るすぎる色の服装、派手なドレス、過度のアクセサリーや服装と合わない色のバッグは選択しないほうがいいでしょう。

その他の卒業式にあると便利なアイテム

履物ですが、式場が二足制となっている場所が多くあるので、そんな時のために黒いスリッパと脱いだ靴を入れたりするものを用意しておくと便利です。

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以上、卒業式の着こなしについて説明しました。

主役は卒業生ですので、目立ち過ぎず、地味過ぎない様に注意しましょう!

最後に

学校によっては保護者以外の親族が参加できるところもありますが、参加できるといっても無理に親族をお誘いする必要はないでしょう。

ただ、お伝えすることは大事ですので、お声かけは近しい親族ならしてあげると喜ばれます

そのうえで、参加したいと言われれば人数などを考慮して相談しましょう。

服装などには注意をし、式典が滞りなく進行出来るよう慎ましく、卒業していく子供を見守ってあげて下さい。

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