フランスのミシュランガイドに掲載されて以降、世界的にも有名になり近年は観光客数で世界一となった高尾山。
都心からも約1時間もあれば行けてしまう気軽にマイナスイオンを補給しに行く事が可能です。
そんな魅力溢れる高尾山の初日の出を観に行きませんか?
2018年のスタートは高尾山で決まりです!!
初日の出の時間は?
まず、真っ先にお教えしたいのが、初日の出の予想時間です。
高尾山の山頂付近はとっても厳しいです。
しかも、山頂付近、それが無理でもせめて山の上で初日の出を拝みたいという方はとても大勢いらっしゃいます。
とにかく立地条件が良く、都心からも近いので首都圏や関東にお住まいの方であれば、
気軽に自然を感じに行ける場所だからです。
ましてご利益ある初日の出の鑑賞となれば、気合のある方々なら大晦日から出向くのです。
2018年の初日の出の予想時間は、【1/1 午前6時48分頃】だそうです。
週間天気予報では、晴れのち小雨となっています。
小雨は夜に降る予報になっていますので、ご来光の時間帯には影響は無さそうです。
(これは今後変わる予定もあるので、あくまでもご参考程度に)
山頂付近の気温はマイナス1℃だそうです。
しかし体感温度はもっと寒いと思われます。
調べてみると、毎年の事のようですが低体温症にかかってしまい救急搬送される方がいらっしゃるようです。
登山で上へ目指される方も多いかと思います。
その場合、極力荷物を減らさなければという事があるかとは思いますが、
出来るだけの防寒対策、厚着や防寒着を着込んで行く事を厳守した方が絶対に身の為でしょう。
寒くてたまらないから何か防寒グッズを買おうとしても、そんなに気軽に手に入る場所ではありません。
そして、人で辺りはごった返している場所もあります。
何をするにも混雑混雑の中を行う必要があるでしょう。
長丁場になるでしょうから、覚悟の上、高尾山へ向かって下さい。
混雑状況は?
これは前もって十分にご注意頂きたく、
例年の高尾山初日の出情報を調べてから入念な計画を立てて当日を迎える事をオススメ致します!!
なぜなら、大晦日から元旦にかけての高尾山は、想像を絶する大混雑状態になるからです。
まず、どうしても山頂で初日の出を見たいんだ!
そうじゃなきゃ気が済まない!
というハートの熱い方もたくさんいらっしゃるでしょう。
そういった方は、高尾山での初日の出鑑賞は過酷で忍耐をようするイベントだという事を必ず念頭におき、
計画を立てて下さい。
調べて頂くと理解出来ると思います。
基本情報を少しお伝えします。
まず、初日の出は絶対に山頂で観るぞ!という方の為への情報です。
山頂まで行く方法は主に2通あります。
①登山。登山道を徒歩で登る。
②ケーブルカーを使って山頂まで行く。
普通に考えれば、楽をして行きたい場合、どう考えても②番をチョイスしますよね?
普段ならばそれで正解だと思います。
しかし、どちらにしても、
とにかく大晦日から元旦は特に激しく高尾山の人口密度は物凄くて大混雑が予想されています。
予想というよりも、余程、当日に大雨が降って天候が悪化しているという事でなければ、
大混雑は絶対的と思って良いでしょう。
順番に説明していきます。
登山
この場合、日頃の健康不足を解消するにはまあまあこちらを選ぶという方もいらっしゃるでしょう。
もしくは、何かを成し遂げた先でご来光を拝んで2018年をより良い年にしたいという強い想いの方もいらっしゃいます。
とても賛成です。
が、しかし、登山にしても登山のルートがかなり大混雑をするのが大晦日から元旦にかけての高尾山の姿です。
いくつか登山ルートがあるのですが、大晦日の日は、1号線の1本のみとなります。
普段は山の麓から山頂までは約70分で登山が出来るようです。
が!しかし、大晦日はまるでこの情報はあてにはなりません。
高尾山は今や世界的にも有名な観光スポットです。
大晦日も多くの外国人観光客がご来光の為に訪れる可能性も大です。
日本の神秘を感じられる初日の出に外国の方は魅力を感じると思われます。
一番確実なのは、山頂で年越しをする事です。
大袈裟な!と思われるかもしれませんが最も確実なのはこの方法です。
しかし、ご来光は楽して拝む事はこの日ばかりは絶対的に出来ないと心して下さい。
山頂で初日の出の時刻までじっと耐えるのは本当に苛酷でまるで罰ゲームの様です。
罰ゲームでは済まされない笑えない状況です。
前述でも記しましたが、毎年、低体温症で搬送される方がいらっしゃるようです。
健康に関わる事ですので、体力に自信のない方は風邪気味の方など体調の優れない方は、
諦めて、自宅でゆったり過ごされるかご近所にて初日の出を鑑賞される様お勧めします。
年越しを済ませて登山される方が一番多いようですが、という事はつまり0時を過ぎて、
お参りを済ませてから登り始める方で徐々に人口密度が高まるのです。
遅くても夜中の1時過ぎには上を目指して登山をスタートしましょう。
山頂に無事に到着したとしても、安心は禁物です。
ここから先にもしなければならない事があります。
初日の出をより良いポジションで見る為の場所取り初日の出の早朝までの時間、
じっと極寒の中で耐える事です。
どちらにしても過酷です!!
テント等をはる事も禁止だそうです。
くれぐれも防寒対策はばっちりなさって下さい!!
そして、暇つぶしグッズと出来る限りのホットアイテムをこれでもかという位持参する方が良さそうです。
しかし動きやすくなければならないのでなかなか難しいと思います。
小高い山で登りやすい初心者向けの高尾山ですが、この日だけは特別です。
初心者の登山方法等で検索されて知識を参考に荷造りや着る物を準備すると良いかもしれませんね。
ケーブルカー
「登山は嫌だから、ケーブルカーに乗ればいいや。」と安易に考えている方もご注意頂きたいと思います。
登山派よりは絶対的にケーブルカー派の方が多いはずです。
ケーブルカーは楽ちんですが、だからこそ、早め行動をしないと初日の出に間に合わず泣きをみる羽目になりますよ。
例年の傾向を調べてみました。
一例です。
いつもの調子で計画を立てた場合、
大体早朝5時頃のケーブルカーに乗れば十分に山頂には初日の出前には到着して山頂でご来光を眺める事は可能です。
ですが、元旦早朝5時頃のケーブルカーの待ち時間は約90分だそうです。
某テーマパークも顔負けの待ち時間ですよね!
待ち時間が90分では初日の出には明らかに間に合いません。
それから注意しなければならないのは、ケーブルカーの規制です。
あまりに大混雑になると、ケーブルカーに入場制限がかかるそうです。
現に午前3時頃に入場規制がかかってしまい、結局は初日の出は見れなかったというつぶやきを見つけました。
もし、万が一、そうなってしまった場合は、高尾山の別の付近で潔く初日の出を見る様にしましょう。
しかしそうならない為には、やはり午前2時過ぎ頃にはケーブルカーに乗れる様にした方が良いと思われます。
山頂付近の駅についても混雑しており、少し歩く必要があるのですが、登山客でごった返しているそうです。
両方のパターンに共通して言える事ですが、
とにかく山頂で初日の出を見るためには【計画よりプラス1時間前行動が良い】とアドバイスがありました!!
ちなみに登山道もあまりにも大混雑が発生してしまったら、入山規制がかかってしまうそうです。
くれぐれもご注意下さい。
駐車場もチェック
初日の出を見る為に訪れる方の為に臨時駐車場等は一切準備はありません。
お車で行かれる方は、近隣の有料駐車場に停めて頂く必要があります。
一般的に知られているのは駅前にある【八王子市営駐車場(高尾山麓駐車場)】【京王高尾山駐車場】です。
大晦日は特に、この2箇所以外にも呼び込みの駐車場やら民家の敷地では?
と思われる様な地が荒い簡易駐車場もあるようですが、
中には1日2,000円というところもあるようです。
しかし、時間が夜中になるにつれて混雑するようです。
目安としては現地の駐車場に21時半頃に到着出来る様にした方が安心だと思われます。
まずは上記の駅前にある2大駐車場を目指しましょう。
高尾山の周辺スポット
今回は周辺スポットという点と山頂は諦めてご来光も拝める点を踏まえたオススメのスポットという形でご紹介してみます。
高尾山薬王院
ここは山頂ではありませんが、高尾山の中腹辺りに位置します。
ここではご来光が綺麗に見える為、山頂を目指さない人々が押し寄せます。
大混雑は覚悟の上となってしまいますが、パワースポットとしても知られており、
パワーを頂きたいという方は、
ご来光と合わせて元旦から縁起良くお正月を迎えられそうなスポットですので、ご紹介してみました。
「小仏城山」「景信山」「陣馬山」
高尾山ではなくお隣の山々です。
しかし、高尾山の大混雑をよそに、マニアの方や地元の方、
高尾山近辺の事情通の方などご来光を綺麗に見たいという方々に人気の様です。
あまりジャマをする障害物等が少ない洋で都内の景色と雄大な初日の出が楽しめる知る人ぞ知る穴場スポットだそうです。
とは言ってもネットの時代ですので、混雑しないという保証はありません。
しかし、高尾山よりは混雑はしないと思いますので、
初日の出を荘厳な気持ちで拝みたいという方にはお勧めです。
行き方は、奥多摩方面の御岳山にはケーブルカーで行けるそうですし、
名前からして縁かつぎ出来そうな「日の出山」ではとっても綺麗な初日の出が拝めるようです。
京王高尾山温泉 極楽湯京王高尾山温泉 極楽湯
実は、高尾山口駅のホームから見える位の距離にある温泉施設です。
レストランやうたた寝スペースもあります。
アルカリ性の適温のお湯が歩き疲れた身体の疲れを解放してくれますよ♪
まとめ
知れば知るほど、魅力の詰まった気軽に通える絶景ヒーリングスポットです。
初日の出の日帰りツアーは、普段の登山に比べると大混雑や極寒の寒さに耐えなければならず
忍耐力のいるイベントになりそうではありますが、
苦労を乗り越えて、見る初日の出は全ての疲れをきっと癒してくれる事でしょう。
準備を入念に、高尾山で初日の出を是非ご堪能下さい!!