あなたがは、北海道大学をご存知でしょうか？
北海道大学は、1876年に設立された札幌農学校を全身とする総合大学です。
札幌農学校初代教頭であるクラーク博士が残した「少年よ、大志を抱け(Boys be ambitious)」という言葉は一度は聞いたことがあるでしょう！
いつまでも志を持って学ぶ心をもつ大切さを説き、現在も学生たちの心に残る教育者として知られています。
北海道大学の評判や口コミ!
北海道大学の7割は道外出身者です。
また、道内出身者は3割で構成されているため、できるだけ早く道民の友達を探しましょう。
北海道での過ごし方を教えてもらうことで、一日も早く冬に向けた過ごし方に慣れておくことが必要です。
大学構内はとても広大で、特に留学生達は自転車でキャンパスを駆け巡っています。
春は医学部周辺が桜で満開になり、6月上旬は北大祭で国際色豊かな出店が軒を連ね、大勢の人達でごった返します。
夏は蚊に刺されますが、学内でゼミやサークル単位で頻繁にジンパ(ジンギスカンパーティー)を行い、親睦を深めます。
秋はポプラの種が空中を舞い、雪のような不思議な光景を見ることができます。
肌寒くなってきたころには紅葉が見ごろを迎え、北13条通りの銀杏並木をライトアップして北大金葉祭を楽しむことができます。
冬はとても寒く、信じられない吹雪に見舞われても、素晴らしい景色を目にすることができるため、新入生や留学生はカメラを持参して四季の変化を楽しんでいます。
北海道大学の入りやすい学部はどこ？
次は、入りやすい学部についてご紹介します。
入りやすい学部は年度によって毎年異なります。
口コミでは文系の場合、経済学部か教育学部。
理系では医学部保健学科か水産学部です。
特に水産学部はキャンパスが函館にある為、人気があまりないそうですが、魚の養殖や加工法の改善について研究したいと願っている学生は真剣に水産学部を志願しているという評判があります。
また、教育学部では、研究者や臨床心理士になりたい人以外はお勧めできないといった口コミも入手しました。
その理由は、「教育のプロを目指して大学に行くのであれば、確実に小・中・高校の教員免許が取得できる教育大学に行った方がしっかりとした教育訓練が受けられるから」ということでした。
いずれにせよ、文系は年度によって文学部・法学部・経済学部・教育学部の人気度が入れ替わることがあるため、その年の傾向によって一概になんともいえないとのことでした。
法学部の学生に「司法試験まで受験する気はあるのか」を尋ねてみたところ、「ない」という回答がほとんどで、更に「何故、法学部にしたのか」を質問したところ、「公務員を目指している」とのことでした。
また、「誰とは言わないけれど、社会人や政治家上がりの偉そうな先生がいるので、その先生が嫌だ」という評判があがっていました。
「自分たちがこうした人たちの毒にまみれると思うと怖い」とも言っていたほどです。
なるほど、司法試験の合格率が低いのも頷けると思いました。
また、近年、文学部では「アイヌ文化」や「英文学」の分野に力を入れているという口コミがあるので、これらの分野に興味がある人は今が入学時なのかもしれません。
そのため、自分の興味関心のある分野についてはとことん調べてみて、先輩たちの評判と一致しているのかどうか、実際はどうなのか研究室を事前に訪ねてみると良いでしょう。
文系の倍率や傾向についてですが、予備校などの調査で詳しく傾向を調査することをおすすめします。
尚、北海道大学には一部の学部でAO入試を実施しています。
他大学のAO入試では、調査書、個人評価書、自己推薦書、小論文、面接の場合が多いのですが、北海道大学の場合は殆どの学科で、センター試験を受験しなければならず、この他に調査書、個人評価書、自己推薦書、小論文、面接があります。
そのため、某入試担当の先生によるとセンター試験以外に余計な労力を使いたくない学生はAO入試を避ける傾向にあるとのことでした。
北海道大学の著名な卒業生は日本人初の宇宙飛行士！
毛利衛氏
著名な卒業生は沢山いますが、このかたが有名ではないでしょうか？
日本人初の宇宙飛行士。
1992年9月12日から9月20日までスペースシャトルエンデバーに科学技術者として搭乗しました。
彼の功績は北海道大学の総合博物館と北海道の余市町にある宇宙記念館にある展示品から知ることができます。
三浦雄一郎
日本のプロスキーヤーであり、登山家でもある。
「スキーができるから」という理由で北海道大学を選んだそうです。
イタリアアルプス滑降速度世界記録保持者です。
上山博康
日本の脳神経外科医として知られています。
最近ではDJ KOOさんの脳手術を手掛けたことで知られており、手術の腕前は口コミで全国に広がっています。
上山氏は主に脳動脈瘤のクリッピング手術が得意です。
まとめ
現在、北海道大学ではグローバルリーダーを育てるため「新渡戸カレッジ」を開催しています。
このカレッジは学士課程１年生から募集しており、入校定員は200名です。
２年生からの入校定員は数が減り、50名になります。
１２学部の中から一定の語学力があるか否かを判断するためにTOEFL-ITPの点数で振り分けられます。
他の単位と同時並行で学ぶ必要があるので、物凄く忙しいようですが、その分やりがいもあります。
英語が大好きな人は是非挑戦してみると良いかもしれません。
北海道大学はグローバル社会を生き抜くために英語教育にとても力を入れています。
また、留学生も増えており、農学部は全て英語で授業が行われているゼミがあるほどです。
興味がある授業は貪欲に参加し、知識を深めることが出来る大学であることもこの大学の特徴といえます。
また、大学内にはラーニングサポート室があります。
ここでは理系基礎科目や外国語などに関する質問や相談に大学院生が応じてくれるので、積み重ね学習でつまづいている場合は、隙間時間を利用して問題の解き方などをアドバイスしてもらうと良いでしょう。
北海道大学には有意義なキャンパスライフを満喫できるよう、様々な工夫がなされているので、是非いいところを沢山探してみて下さい。
