水の都、新潟市内を駆け巡るマラソンです。
毎年ゲストランナーとして高橋尚子さんを迎え、県内外を問わず多くの人が参加します。
新潟市内の名所を巡るようなコースとなっており、場所によっては、幅の広い道路のど真ん中を走ったり、海を眺めながらのランニングであったり、一度に新潟市というものが楽しめます。
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新潟シティマラソンの場所はどこ?
場所は新潟市になります。
スタート地点はビッグスワンスタジアム。
サッカーや野外コンサートなどが頻繁に行われる場所です。
新潟駅からであればバスで向かうことになります(約4km)。
大会当日は無料シャトルバスが運行していますので、それに乗ってしまえば、会場まで連れて行ってくれます。
新潟シティマラソンのコースと攻略方法は?
新潟シティマラソンのコースは下記のとおりです。
マラソン(42.195㎞)
デンカビッグスワンスタジアム発⇒信濃川右岸⇒萬代橋⇒柾谷小路(折返し)⇒信濃川左岸⇒新潟みなとトンネル(折返し)⇒日本海沿い⇒関屋分水路~信濃川沿い⇒新潟市陸上競技場着
ファンラン(11.0㎞)
デンカビッグスワンスタジアム発⇒信濃川右岸⇒萬代橋⇒信濃川左岸⇒新潟市陸上競技場着
新潟シティマラソンのの特徴は、区間の制限時間が短いことが最大の難点です。
近年の開催は多少良くなりましたが、のんびり走っていると、制限時間オーバーで完走できなくなります。
そして、もう1つ、これが大きな攻略ポイントというか難点になるのですが、狭い道のランニングが多いです。
それも、スタートして間もない距離のうちに、その場所が出てきますので、はっきり言ってイモ洗い状態です。
狭い道にギュウギュウ詰めの状態で走りますので、自分のペースもあったものではありません。
追い抜こうとしても、そのための幅に余裕がなく、他人の足と当たり合うなんてことは普通です。
タイムを狙いたいという方はその地点に到達する前に、ある程度前に出ておく必要があります。
申し込み時の自分のタイムの申告で、早めのタイムを申告し、スタートと同時にほぼダッシュ、人がバラける位置まで走り切ります。
そうしないと、速いタイムを狙うことはできず、人を追い抜くことに余計な体力を使い、自分のペースを守ることはできないでしょう(最初のダッシュの時点で、自分のペースも何もありませんが)。
新潟シティマラソンの走った感想は?
攻略方法でも書いた、狭い道は本当に厄介というのが、1番の感想です。
ここをどうスムーズに通過できるか、最初に飛ばして混んでいるのを避けるか、あえてその中に巻き込まれ体力を温存し、最後にダッシュで決めるのか、選択を迫られます。
他の部分の感想としては、平坦なコースが多く、ただ、海沿いに出たときの風の強さがいかほどかによって、疲労度とタイムが変わると思います。
他の走った方の感想を聞いてみても、同じ気持ちの感想を持つ方が多いです。
自分のペースが他人より少し早いという人や、タイムを狙う人には不向きな設定のコースとなっています。
ただし、自分のペースは平凡、もしくはゆっくり走って完走しようという考えの方であれば、新潟市のはずれから市街地、海沿いから観光スポットと回りますので、観光がてらのランニングという考えであれば、だいぶ楽しめるコースなのではという感想です。
開催時期は10月ですが、新潟の10月はまだまだ気温が高く、フルマラソンで参加する人は十分なトレーニングを積まないと完走できないと思いますので、参加される方は、日々の練習に励んでください。
新潟シティマラソンの駐車場や交通規制は?
スタート地点となる、ビッグスワンに有料駐車場が用意されています(1000円)。
事前にエントリーが必要で、先着順となっています。
しかし、新潟は車社会であり、この駐車場はあっという間に埋まってしまいます。
県外からの参加の方は、新潟駅前に宿を取り、シャトルバスで向かったほうが無難です。
10月の3連休の真ん中が開催日ですので、走った後の夜は、新潟の街へ繰り出すこともできます(前日に行くと翌日のマラソン本番が危険です)。
周辺には他に施設もないですし、無料で止められるような場所はありません。
シャトルバスが無難です。
周辺道路もコースとなりますので、もちろん交通規制がかかります。
あらぬところが止められる可能性もありますので、知っている地理であっても、あらかじめ下見をしておいた方が良いかもしれません。
新潟シティマラソンのエントリーはいつから?
新潟シティマラソンのエントリーは、毎年4月中旬からスタートします。
ランネット経由の申し込みとなり、参加費用は9720円です。
昨年は新潟港開港150周年記念大会ということでもあり、あっという間に定員が埋まりました。
まとめ
新潟シティマラソンは、本気で走り込んでいる方には向かない大会です。
コースの設定が悪く、非常に走りにくいかもしれません。
ただ、フルマラソンを完走しようとか、あの大勢で走る楽しみを味わいたいというようなランニングスタイルであれば、アップダウンもそれほど激しくなく、景色もみるみる変わっていきますので、十分に楽しめる大会になっています。