おみくじ

おみくじの待ち人の意味について!来ると来ずの違いは?縁談についても!

初詣に行くと「今年はどんな一年になるのかな。」とおみくじを引いて運試しをする人は多い事でしょう!

そんなおみくじの内容に、必ずといって良いほど「待ち人」という項目がありますよね。

その響きから「運命の恋人」と思い込む人もいますが、実はそうとも限らないのです。

では、本当はどんな意味なのでしょうか。

さっそくリサーチしてみました。

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おみくじの待ち人の意味について解説!

おみくじの「待ち人」とは「自分の人生を良い方向へ導く人」を意味します。

おみくじを引いた時に、恋人がいない人は「待ち人」と聞くと彼氏や彼女になる人をイメージしますよね。

もちろんその意味で受け取ることも正解なのです。

しかし、既に誰かとお付き合いをしていたり結婚をしている人だと、それは当てはまりません。

子宝をのぞむ夫婦であれば「赤ちゃん」ですし、仕事を頑張りたい人であれば「良い上司」かもしれませんよね。

また、恋人がほしい人の場合、「待ち人」は同性の友人で、そこからの縁で異性の恋人に知り合う可能性もあります。

この場合、同性の友人はあなたの人生を良い方向へ導いており、おみくじの「待ち人」が意味するところと合致しているのです。

また、場合によっては「人」ではないこともあるのです。

人生において、自分を良い方向に導いてくれるのは、必ずしも人ではありませんよね。小さなキッカケやチャンスによって、望んでいた人生を手に入れることもあります。こういった「好機」も待ち人には含まれるのです。

つまり、おみくじの「待ち人」の項目に書かれている内容は「これからの自分の人生を、良い方向へ導いてくれる転機がある可能性」について示されているのです。

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「待ち人来る」と「待ち人来ず」のそれぞれの意味と違いとは?

おみくじの「待ち人」の項目には、大きく分けて「待ち人来る」と「待ち人来ず」のら2つがあります。
それでは、気になるその意味についてご紹介します。

待ち人来る

待ち人、つまり人生を好転させる転機が訪れることを意味していますが、おみくじに使われている言葉によって、更に詳細が分かります。

「待ち人音信なし来る」
→前触れはないが、転機が訪れる。

「待ち人近く来る」
→もうすぐ転機が訪れる。

「待ち人来るが遅い」
→転機は訪れるが、時期は想像しているより遅い。

「待ち人待てば来る」
→信じて待てば、いつか転機は訪れる。

「待ち人来る つれあり」
→転機が訪れ、誰かが一緒についてくる。

待ち人来る 驚く事あり」
→驚くような知らせと共に、転機が訪れる。

「待ち人来る 喜びあり」
嬉しい知らせと共に、転機が訪れる。

待ち人来ず

続いて、人生を好転させる転機に縁遠いことを意味する「待ち人来ず」の意味についてご紹介します。

「待ち人あきらむべし」
→待っても来ないので、諦めたほうが良い。

「待ち人来たり難し」
→転機が訪れることは難しい。

「待ち人来たらず音信あり」
→転機が訪れることはないが、連絡はある。

「待ち人来たらず音信不通」
→転機は訪れず、連絡もない。

「待ち人来ずさわりあり」
→何か問題があって、転機が訪れない。

このように、おみくじの言葉によって転機の有無だけでない意味があるのですね。

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おみくじの「待ち人」と「縁談」のそれぞれの意味と違いについて!

おみくじには「待ち人」の他にも「縁談」という項目がありますよね。

この2つを同じ意味だと思う人は多くいます。

では、どのような違いがあるのでしょうか。

おみくじの縁談とは

おみくじにある縁談の項目は「結婚する相手や、結婚そのものに関連する出会い」について書かれています。
縁談と合わせて使われる言葉の意味は、

「よろし」
→縁談が上手くいく。良い縁談がある。

「整う、調う」
→縁談がまとまる。縁談の条件がそろう。

「考える要あり」
→縁談について慎重に考える必要がある。

「思うに任せず」
→縁談に対して自分の思ったように行動せよ。

「いろいろさわりあり」
→縁談になんらかの障害がある。

「思いかえればよし」
→縁談相手を変えるとよい。または、縁談に対する気持ちを変えるとよい。

このように、「待ち人」は恋人や結婚相手に限定されない「人生を良い方向に導く転機」という広い意味を含みますが、「縁談」は結婚やそれに関連することに特化した内容となっているのです。

まとめ

おみくじの「待ち人」とは、恋人や好きな人という意味だけでなく、人生という広い視野で考える「好機」の訪れを意味していたのですね。

また、おみくじとは「引く人が神様に向けて質問する」ことであり、その結果は「質問に対する神様からの返答」であると言われています。

これまでなんとなくおみくじを引いていた人は、次からは是非このことを意識して、神様に問いかけるように引いてみましょう。

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