警察官採用試験には面接が必ず必要になります。
面接と聞いたら固まってしまう人も多く、あまり面接が大好きだという方は聞いたことがありません。
そこでこの記事では警察官採用試験における面接の対策をさまざまなパターンに分けてご紹介していきます。
細かく分けてありますので必要な部分を見るもよし全体を見ても良いと思いますので是非参考にしてください。
Contents
警察官採用試験の面接時の受け方やマナー
面接室の入り方
面接を行う部屋に入るときにはノックは3回にしましょう。
あまり大きな音でどんどんやらずに優しくコンコンコンと叩きます。
「失礼します。」と言い扉を開けて、面接官にお尻を完全に向けてしまわないようにドアを閉め30度のお辞儀をします。
声の出し方
声は小さすぎて聞こえないと積極性に欠けると思われがちですが、かといって舞台にいるような腹からの声は逆に不気味です。
やや遠くにいる人にも聞こえるように前を向いて面接官の頭より少し上に向かって声を出すとさわやかに通る声を出すことができます。
笑顔の出し方
入室した時に面接官の顔を見てにっこりとすることは難しいことです。
しかし緊張感丸出しで余裕が微塵も感じられない様子も決して良いとは言えません。
面接をなるべく和やかにするためには笑顔は大きな武器です。
面接官と初めに目が合った時に少しだけ笑顔を見せると印象アップに繋がります。
表情は?
表情は多くの人が面接では緊張して固くなってしまいます。
フレッシュな印象もありますが、あまり緊張していると本番に弱いのではないとかあらぬ疑問を持たれてしまいます。
真顔も不気味で気持ち悪いので、良くないです。
出来るようであれば少しでも柔らかい表情で挑んでください。
これは日頃より練習が必要です。
目線は?
面接官は視線にかなり注目しています。
話をしていて目が合わない人には面接官はあまり良い印象を持たないようです。
自分の意見を述べるときにはしっかりと面接官の目を見て話をすると印象も悪くなることはありません。
クールビズはOK?
クールビズについては一般企業であれば許可している会社も多いですが、警察官採用試験に関しては注意事項にクールビズ可など記載がない限りは通常の面接用服装の方が失敗はないと思います。
また猛暑が予想されるようなら事前に問い合わせで聞いておくのも良いかもしれません。
警察官採用試験の面接時の身だしなみは?
髪型(男女別)
警察官採用試験の面接時の髪型は男性では清潔感のある短髪、おでこが見えるような爽やかな髪型が良いとされています。
髪色は黒か自然な色であれば充分です。
女性は長くてもボブ、ショートカットにしている人が多いです。
髪色も常識の範囲内であれば真っ黒でなくても良いでしょう。
他人が見て清潔感が無い、奇抜、やりすぎな髪型が良くないだけで一般企業と同じように相手を不快にさせない髪型なら良いのでは無いでしょうか?
化粧(女性の場合)
女性の場合は面接にもメイクをして行く必要があります。
警察官という職業上、あまりに派手なメイクは相応しいとは言えません。
アイメイクはブラウン系やベージュ系にして、リップもあまり派手な色は印象が良くないかもしれません。
真面目そうな印象を持ってもらえる方が面接時には良いでしょう。
リップも就活用のものがありますが、基本は自分の唇の色から大きく離れていない色のリップを選ぶのが無難かと思います。塗るときには薄く塗るようにしましょう。
警察官採用試験の面接の事例ごとの対応法
褒められた場合
警察官採用試験の面接にて褒められた場合には、素直にありがとうございます。
等言うのが1番無難かと思います。
褒められるシチュエーション少ないですが、自分の功績やスポーツなどの記録はど努力して褒められたことに対してはこれからも何事にも努力していくことを伝えて、褒められて嬉しいことを正直に伝えてみましょう。
圧迫された場合
もしも警察官採用試験の面接が圧迫面接だった場合には緊張と不安からパニックになる可能性も否定できません。
最近はあまり圧迫面接は頻繁には行われていないようですが、面接官にもよります。
基本的には圧迫面接があっても堂々としていれば良いです。
大きな音や大きな声で脅かしてくることもあるかもしれませんが、あなたが悪いことをしているわけでは無いので聞かれたことに答えたら良いだけです。
怯えて何も出来なくなることが困難な場面に直面した際の対応として1番の失敗です。
完璧な回答など出来なくて良いので何か話そうとするような姿勢を見せてください。
和やかだった場合
和やかだった場合には面接官が自分に興味を持ってくれており、かつ和やかであれば問題はあまりありません。
面接官があまり興味がなさそうであれば挽回できる時にしてください。
質問に対して用意した答えを読み上げるように話していませんか?
自分の言葉で言い換えるだけでも印象は変わります。
質問の答えは自分の言葉できちんと話せるように練習しておいてください。
早く終わった場合
警察官採用試験の面接が早く終わる場合もありますが、あまりに早いと不安になりますよね。
早く終わる場合も面接官の質問にしっかり答えることができれば結果を待つのみです。
実際には面接の時間の長さで合否が決まるようなことはあまりありません。
面接は質が大切です。
与えられた時間が短くても自分をアピール出来る様に練習をしておきましょう。
雑談をした場合
面接中に雑談をすると和やかな雰囲気になり、何だか好印象だったかなと嬉しく思ってしまいます。
面接官は雑談中のあなたの様子もしっかり見ています。
面接中は自分をあまりさらけ出さないことはほとんどの人はそうだと思います。
面接官はその人を知りたいので、雑談をしてみたらその人の素が少しでも見える可能性があります。
雑談中も言葉遣いや態度を緩ませ過ぎないよう気を引き締めた状態で面接官と雑談を楽しんでください。
噛んでしまった場合
面接中に噛んでしまった場合は一度話すのをやめて「すみません」とことわりをしてから再度話し始めることも良いと思います。
話きってしまった後であれば特に酷い間違いで誤解を招くような問題がなければスルーするのも手だと思います。
噛んだから不合格はあまり考えにくいねで思いっきり噛んだときに、焦らず対応出来るか、相手に誤解を与えないために進んで訂正する勇気があるかの方が見られるのではないでしょうか?
警察官採用試験の面接対策を学歴別に紹介
大卒の場合
警察官採用試験を大卒で受ける場合には高卒で受ける場合に比べ専門的な分野の質問を聞かれる可能性があります。
大卒では法学部を卒業した人が多く、出世を目指す人も高卒に比べ圧倒的に多いです。
そのためより細かな質問をされる可能性も高いです。
自分のこと以外にも警察官に必要な専門的な内容を勉強しておくと良いでしょう。
高卒の場合
警察官採用試験は高卒で受けることで早く仕事が出来るようになります。
しかし、一方で出世スピードが大卒の人に比べ差が出たり警察学校で挫折した際の潰しがきかなくなる問題もあります。
面接官に高卒で警察官を目指すことのデメリットについて突っ込んだ質問をされても、自分の意見を自信を持って言えるように考えをしっかりまとめておきましょう。
警察官採用試験の面接の合格・不合格のフラグ
合格の場合
警察官採用試験で合格フラグだとよく言われているのは厳しい面接だったことです。
空気の張り詰めるような面接やあまりに突っ込んだ質問に疲れて不安になってしまった人たちが合格していたという話があります。
警察官は上下関係が厳しくこの受験生は耐えられるのか少しだけ見ているのかもしれませんね。
とにかく和やかじゃなかったからといって落ち込む必要はないと考えて良いのではないでしょうか。
不合格の場合
こちらもよく言われていることですが、早く終わったり、親しげに面接出来た場合に不合格だったという人もいます。
これは面接官の性格によりますので、一概には言えませんが、そういった人もいたようです。
しかし、面接官が興味を無さそうに淡々と面接を進めている場合が1番怪しいのではないでしょうか?
面接官の方に興味を持ってもらえるような自分を表現する力をしっかり身につけて面接に挑みたいですね
まとめ
この記事では警察官採用試験について細かくジャンルを分けて説明してまいりました。
面接を受ける際にはどうしても髪型や服装など細かいところまで気になりますよね。
さらに警察官という特殊な面接となると不安も大きいと思います。
しかし、誰かの真似をするより自分のやり方で思いを伝えることが1番相手の心を掴むと思います。
これから警察官への道を考えている人はぜひ参考にしてください。
もしあなたが警察官試験について、詳しくわからないという場合はこちらをチェックしてみましょう。
学歴別・男女別など細かく記載されているので、どのようにしたらなれるのか全体像をちぇくしてみてはいかがでしょうか?