生活

プライミング効果を活用してストレス発散しよう!実験例を用いて説明!

プライミング効果を活用して何かいい方法がないかと探していませんか?

プライミング効果はマーケティングに利用されることが多いのですが、

実は、プライミング効果を用いてストレスを洗いながせるかも知れないのです。

何かとストレスの多い現代社会。

爆発寸前まで溜め込まれると、あなたの社会的地位を脅かしかねません。

反社会的な行動に至らないよう、一時的にでもストレスを解消しましょう。

結論からすればプライミング効果はストレス発散になります。

 

今回は心理学を用いた方法をご紹介します。

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この記事はこんな人向け!

会社でイライラしているあなた。
上下関係や取引先とのやり取り、ストレスの種がそこら中に潜んでいます。
埋もれる前に対策を。

そこの学生さん、不安に押しつぶされそうになっていませんか?
受験やレポート、はてまた就職など、過酷な生活を強いられています。
ストレスが小さい内にセルフケアをしておきましょう。

家族関係に悩める主婦の方。
日常の小さなイライラは気づかぬ内に大きくなっているもの。
ストレスのコントロール方法を知っておく必要がありそうです。

そんなストレスに悩める人たちに、対処法を一つご提案いたします。

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プライミング効果を活用してストレス発散しよう!

ストレスはそれ自体で問題なのですが、通常の生活を脅かすようになったとき、特に対処が必要となります。

  • イライラして集中できない。
  • イライラを誰かにぶつけてしまいそうで怖い。
  • ちょっとした自分の失敗にとらわれ、気持ちの切り替えができない。

などストレスは様々な症状として現れ始めます。

本記事の方法で生活を健やかに保ちましょう。

 

今回ご紹介いたしますのは、プライミング効果を用いたストレス解消法です。

プライミング効果とは、脳における意識を伴わない活動(無意識)が意識を伴った活動(意識)に与える効果のことを言います。

無意識が意識に強い影響を与えているということです。

意識と無意識は強く結びついているのですが、一般的には両者は別物と考えられているようです。

先ずは一般的に、無意識がどういったものか指すのかを確認しておきましょう。

無意識は多くの決断を下すシステムです。

車を運転しながら同乗者と会話している様子を想像して下さい。

あなたが話に集中している一方で、無意識は車線変更やアクセルコントロール、姿勢の保持、ハンドルを握る手の入れ替えなど、様々な決断をしています。

今度は一人での運転です。

話相手がいないので一人で考え事を始めます。

あれこれ考えている内に目的地に到着しました。

しかしなぜか運転していた記憶がない。

という経験がある方は少なくないと思います。

これはハイウェイ シプノーシスという状態で運転していたからです。

運転のほんどが無意識よって行われた為、頭と体が分かれてしまったような感覚を抱きます。

このような現象を見れば、無意識と意識の独立性が生まれる事は理解できます。

しかし、それがいつも事実であるとは言えないようです。

多くの場合、意識は無意識によって影響を受けている。

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実験例を用いて簡単に説明!

実際にプライミング効果というものは本当に存在するのでしょうか。

そんな疑問に答える為、トロント大学の研究院が実施したある研究をご紹介しましょう。

実験は被験者を集め行われました。

まず全員に昔の反道徳的な行動を思い出してもらいます。

次に被験者を二つのグループに分けます。

一方のグループは手を洗うように指示を受け、もう片方は待機するように言われます。

そして両グループに、ボランティアの誘いがあるが参加してみないかと尋ねてみます。

待機していたグループは参加する割合が高かったのに対し、手を洗ったグループは比較的低いという結果がでました。

彼らはこの結果を、“汚れを洗い流す”という意味と“気持ちを洗い流す”という意味が無意識に連合し、手洗いが罪悪感を洗い流したのだと解釈しています。

(ここではボランティア=罪の償いであるとします。)

これはほとんどのストレスに応用可能だと思われます。

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【結論】ストレス発散にはプライミング効果がおすすめ!

なぜなら、昔からさっぱりするには顔を洗え、と言われており日本でもプライミング効果が経験的にしられていたようだからです。

様々な気分の切り替えに有用であるのは間違いではないでしょう。

そして、私もストレスがかかると意識的に手を洗い、気分をすっきりとさせています

科学的に、経験的に、体験的に、効果が確認されているので、非常にお勧めです。

デメリットはあるの?

手を洗うという方法に副作用はないと思われます。

一日にとんでもない回数の手洗いをすれば別ですが、これは例外でしょう。

しかし、この方法は洗う場所を必要とします。

そして何か他の作業中には行えないのもデメリットですね。

しかし、この二つ簡単に避けられるのではないでしょうか。トイレに行けば解決ですしね。

まとめ

ストレスの多い現代、気分のマネジメントが必須と言えるでしょう。

お勧めの方法は“手を洗う”ことです。

お手軽に行えますし、様々な面から効果が確認されています。

しかもデメリットはほとんど無し!

試してみる価値ありです。

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