龍谷大学は、京都府伏見区にある私立大学です。
1922年に設置されたとても由緒ある歴史深い大学です。
関東方面では詳しくご存知でないかたも多いかも知れませんが、
関西方面では良く知られている大学です。
2012年に、「You, Unlimited」というスローガンを掲げて、交換留学制度を設けており、
世界各国の留学生を多く受け入れて国際色豊かなキャンパスが広がる大学です。
今回はこの龍谷大学に焦点をあてて色々調査してみました。
他の大学の偏差値はこちら
Contents
龍谷大学の学部別偏差値
まずは龍谷大学の学部別偏差値を記載したいと思います。
- 文学部 60
- 経済学部 54
- 経営学部 54
- 法学部 55
- 政策学部 55
- 理工学部 50
- 社会学部 54
- 国際学部 56
- 農学部 53
となります。
一番偏差値が高いのは、文学部になりますね。
農学部や理工学部をリサーチ!
さて先ほど学部別偏差値を記載しましたが、
比較的偏差値が低いのが理工学部の50と農学部の53になります。
ただ、農学部も理工学部もどちらも正直、学費が高いです。
偏差値だけを見ると比較的入りやすいかもしれませんが、学費の事も考えなければなりませんね。
学費については後述します。
学費や奨学金は?
次に学費について記載しましょう。
入学金は一律、20万円ですが。
年間授業料・施設費・諸会費等を概算で記載したいと思います。
※千円以下は切り捨てとなります。
- 文学部 85万4,000円
- 経済学部 85万4,000円
- 経営学部 85万4,000円
- 法学部 85万5,000円
- 政策学部 87万0,000円
- 理工学部 129万5,600円
- 社会学部 88万8,900円
- 国際学部 87万0,000~118万5,000円
- 農学部 106万7,900~140万5,600円
比較すると農学部と理工学部が一番高いことなりますね。
しかし、学費は高額ですのでそのご家庭の事情等にもより延納や分納制度も設けています。
制限が多少ありますが、この様な分納延納制度があるのはとてもありがたい事ですよね。
龍谷大学の奨学金制度は多様に取り揃えられています。
人物的にも有能だが、経済的に困難な状況下にある場合にその学生を救済する為の救済制度です。
奨学金制度は大分類すると【貸与奨学金(卒業後返還)】と【給付奨学金(返還不要)】の2つに分かれます。
それぞれの事情にあった制度を選択するところから始めましょう。
経済的に大学を諦める前に、ご自身の行きたい大学にその様な救済制度があるかどうか、
そして制度があるのであれば自分のニーズに沿うかどうかを早い段階で調べておくのも良い方法でしょう。
家計奨学金は20万または10万円のものがあります。
他にも仏教活動奨学金や優秀スポーツ選手奨学金など幅広い奨学金が用意されていますので、
ホームページでチェックをしてみましょう。
龍谷大学の特徴
龍谷大学は、色々な広い分野において個性的な特徴を有する大学です。
目の付け所はとても素晴らしいと思います。
まず目に留まる部分としては、
世界各国からの日本で学びたいという気持ちのある学生に対しての扉が開かれている点です。
そして交換留学という制度で、
龍谷大学の学生で世界に飛び出して学びたいという学生に対しての援助もとても充実しています。
龍谷大学では、年間で約500人の留学生を世界に送り出しています。
学生交換協定締結大学数が40大学19カ国(2011年3月時点)にも上り、協定校に交換留学を実現しています。
さらには、期間中の学費と滞在宿泊費用が免除となり少ないコストで国際感覚を身に着ける事も海外で勉学に励む事も可能なとてもありがたい制度です。
留学には少なからず膨大な費用が必要となり、
若いうちに世界で学びたいという素晴らしい意欲をむしばんでしまい留学を夢見ながらも、
諦めてしまう学生が多くいますが、こういった制度はとても素晴らしく背中を押してくれる心強い制度だと思います。
龍谷大学の魅力や雰囲気について
歴史と文化、そして自然がうまく融合された素晴らしい土地に長く根付く大学だけあり、
雄大な自然、緑深く豊かな土地で勉学に励む事が出来る学風があります。
滋賀県琵琶湖のほとりに誘致により、理工学部、農学部を開設しました。
キラキラと輝く湖のそばで集中して勉学に励む事が出来る最高の環境を提供してくれています。
留学制度が充実した国際感覚を多角的に養う事が出来る国際学部は、
2014年に国際文化学部から改名して京都市伏見にある深草キャンパスに移転され、
近代的な校舎で知識を取得する事が可能です。
大宮図書館には、たくさんの国宝や重要文化財が貯蔵されています。
その他にも魅力は尽きませんが、
就職活動へとうまくスライドしていける様なインターシップの制度もとても充実しています。
インターシップへの参加学生数は全国で第7位にもなる優秀な成果を残し、
就職活動に自信が持てる仕組みも確率されつつある大学です。
勉強方法や対策は?
国際色豊かで留学制度も充実している龍谷大学に受かる為にはどの様な勉強をしてどの様な対策の元、
受験に備えるのがよいのかを調べてみました。
その結果、やはり龍谷大学の試験に突破する最も重要なカギは「英語科目対策」だという事が解かりました。
龍谷大学の入学試験のうち「英語」の合格点のボーダーラインは他の大学より高めだそうです。
全学部の最低点を平均しても70%の正解率を試験で確保しなければ、合格が厳しくなってしまうようです。
しかし、焦る前に対策を立てて地道に勉強を重ねれば高得点を出す事も可能だと思われます。
なぜか?それは入試の英語問題の難易度がそれ程高くないというところにあります。
平均的な良問も、点を取りやすい問題もありますので、その辺りで点を取れる様にコツコツ勉強をしておく事です。
調べてみると試験の問題の構成が出てきました。
龍谷大学の英語入試問題の構成内容
第1問 長文 15問
第2問 長文 5問
第3問 会話文 10問
第4問 整序 5問
いかに長文問題を時間内にこなすかに合格か否かの運命がかかっていると言えそうです。
穴埋め問題はなく、記述式ではありません。
全てマークシート方式との事です。
ここで正解を導き出しても、そのマークする場所を間違えない様に十分に注意する事も大切ですね。
長文問題の中にも重要単語が数々出てきますので、勿論、単語対策はばっちりしておきましょう。
語彙力は高めておかなければ長文問題は半分以上わからなくなってしまう可能性があります。
問題自体は難問ではないので、基礎的な語彙力を高める事を日々行いましょう。
世間一般で、良いとされる問題集をまずは1冊購入し、今からスタートをしましょう。
ユメタン、ターゲット等受験対策用の良質な問題集が売られていますのでそこから始めてみましょう。
万が一、わからない単語に遭遇してしまっても、数個であれば前後の文から読解する事も可能かもしれません。
しかしほとんど解からない様では受験に勝てません。
大きなボーダーラインを設けてから試験勉強を開始すると思うのですが、
英語が得意な人も苦手な人も、基本的に【全体の7~8割】を目指して勉強をしましょう。
著名な卒業生や在学中の有名人は?
龍谷大学出身の主な著名人をチェックしてみました。
- やしきたかじんさん(タレント)
- 田畑智子さん(俳優)
- つじあやのさん(ミュージシャン)
- 渕瀬真寿美さん(ロンドン五輪代表)
- 桂雀三郎(3代目)さん(落語家)
他にも多数アスリートの方が多く龍谷大学をご卒業されていらっしゃいます。
就職先について
龍谷大学は就職率の高さでも有名です。
学部卒、短大卒ともにおよそ90%以上の就職率は毎年安定してクリアしており、就職率の高さを保っています。
その理由はとても充実した在学中のキャリア支援制度やインターシッププログラムにあると言えそうです。
主な就職先は平均的で幅広いジャンルの分野へ就職を決めている事がわかります。
大手企業にも多数就職しており、夢を叶えるバックボーンがしっかりしている大学であると実感出来ます。
キャンパスやアクセス方法
龍谷大学のキャンパスは4つあります。京都の本拠地に2つのキャンパスがあります。
深草キャンパスと大宮キャンパスは、京都市の中心部に近い場所に位置しておりとても便利です。
瀬田キャンパスは滋賀県大津市のびわこ文化公園都市にあります。
大阪梅田キャンパスはその名の通り、大阪梅田のビルの中にあります。
大阪梅田のキャンパスは、学部で学ぶという場所ではなく就職支援、公開講座、研修室セミナールーム等の役割を果たすスペースとなっています。
どこのキャンパスもとても交通の便が良い場所であり、自然と都会、歴史等文化的要素が感じられ、落ち着いた場所で学ぶ環境が用意されたとても素晴らしい大学です。
いかがでしたでしょうか?
関東方面では知らない人もいる大学かもしれませんが、関西方面では大きなキャンパス4つも抱える総合大学として知られています。
大都会とは違い京都は文化的要素もたくさんあり、ゆったりした環境で集中して4年間勉強に励む事が出来そうです。