北海道は涼しいだろうと侮ってはいけません。
お盆が過ぎたら涼しくなる北海道ですが、何故かかなりの確率でマラソン当日は30℃を超える暑さになることが多いです。
しっかりと準備をしてマラソン当日に臨みましょう。
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北海道マラソンの2019の日程!スタートとゴールはどこ?
北海道マラソンの2019の日程は、8月25日(日)です。
まだ残暑が残り、熱中症には気を付けましょう!
大通公園がスタート&ゴールです。
大通公園は札幌市の中心部で、3路線ある札幌市営地下鉄の全路線に大通駅がありますので、アクセスは抜群です。
また札幌中心部は地下道が整備されており、札幌駅、大通駅、すすきの駅、バスセンター前駅が地下でつながっていますので、この近辺のホテルに泊まっている方は、徒歩でスタート地点に向かうことが可能です。
北海道マラソンのコースや攻略法は?
コースは、スタート直後の駅前通り、38km地点からの北海道大学構内、ゴールの大通公園は素晴らしいですが、それ以外は交通規制を優先した平凡なコースです。
前半800mほどのトンネルがありますが、3時間台で走るランナーは暑さを遮る涼しいポイントですが、4時間台のランナーはランナーの熱気で地獄の暑さとなっています。
新川通の往復10km以上の直線は、応援も少なく苦しいポイントです。
道路も広くスピード感もなくなるため、なるべく歩道よりを走ってスピード感を感じて走ることが攻略のポイントとなります。
高低差は目に見えて驚くほどのものはありませんが、5kmまでは軽く上り、以降20kmまでは緩やかに下り、30km以降目には見えませんが緩やかに上っているという感じです。
目に見えない下りの影響で、体が軽いと勘違いして知らず知らずのうちにペースアップしていることが多いので、オーバーペースにならないようこまめにペースチェックをした方がいいです。
給水は、30℃を超えるコンディションの時は後ろのランナーだと水がなくなっていることがあります。
心配な方は交通系ICカードを携帯して走ることをお勧めします。
コンビニはコース上いたるところにありますし、万が一途中リタイヤした時も公共交通機関でゴール地点に向かうことができます。
脱水症状や熱中症にならないためにもこまめに水分を摂りましょう!
北海道マラソンの走ってみた感想は?
過去13回出場しましたが、とくにかく暑さで失速してしまいます。
暑い大会だからと夏場にトレーニングに励み、その疲れが取れず大会に臨んでしまっているという感想です。
高低差は、きついアップダウンもなく比較的走りやすいという感想ですが、アンダーパス前後の上り下りが数か所あるため、4:00/kmで走る自分にとっては後半特につらくなる箇所です。
コースは比較的単調で、もう少し札幌の名所である、時計台や二条市場などを通るコースにしたらいいのではというのが感想です。
沿道の応援は、ほとんど途切れることはありませんので、ランナーの背中を押してくれます。
また、トップアスリートとすれ違うことができるのもこの大会の魅力だと思います。
自分が4時間くらいで完走していたころは、(当時は制限時間が4時間)10km地点以降給水ポイントの水がなかったということが、毎年のようにありました。
特に30℃を超えるコンディションの時は、前の方のランナーは何杯も水をかぶるので、すべてのランナーにいきわたるような改善が必要だと思います。
ゴール地点が大通公園という札幌市の中心部ですので、走り終わった後元気が残っていればすぐに札幌市内を満喫できます。
コンビニもありすぐにビールで乾杯しているランナーも多いです。
全体的には素晴らしい大会ですが、制限時間はもっと緩くしたほうがいいというのが感想です。
制限時間が5時間と非常に厳しい大会ですので、30℃を超えるようなコンディションの時は、ベストタイムで4時間くらいの持ちタイムがないと完走は厳しいというのが感想です。
北海道マラソンの駐車場・交通規制は?
中心部ですので、駐車場は至るところにありますが、駐車場代はとんでもない金額になります。
一日駐車料金を設定している駐車場もありますが、わざわざ車で来るランナーはいません。
送迎として車で送ってもらう場合は、スタート地点への集合時間前であれば中心部まで車の乗り入れが可能です。
(但し、コースとなっている駅前通りは進入できません)
交通規制は札幌市内全域で実施されます。
ランナーの通過時間に合わせて規制、解除となりますが、市内中心部は創成川バイパス(トンネル)をランナーが通過するため、東西の往来は確保されています。
また新川通りもアンダーパスとなっているため、東西の往来に問題はありません。
ただ、全体的に渋滞気味となるため、車での外出は控えたほうがいいでしょう。
北海道マラソン2019のエントリーや参加費について!
エントリー開始は3月です。
2019年は既に締め切られています。
エントリー費は11,000円です。
人気の大会は、申込開始後すぐに定員に達しますが、北海道マラソンの場合は、エントリー開始直後はつながりづらくなるものの、エントリー初日で定員に達することはありません。
まとめ
全国的に開催されている、いわゆる「大都市マラソン」のように告知されている北海道マラソンですが、当日の気温30℃で、制限時間5時間というハードルは決してやさしい大会ではありません。
かつては、制限時間4時間で、フル4時間もしくはハーフ1時間40分以内の記録を持っていないとエントリーできないエリート大会でした。
スタート時刻こそ12:10から9:00に変更されましたが、考え方によってはスタート後どんどん気温が上がっていく中走らなければならないという点では、昔と厳しさは変わっていません。
しっかりとした準備、そして決して無理はしないで大会を楽しんでください。