私は英語の勉強について悩んでいました。
社会人になった今でも英語を学んでいます。
資格試験を受けることもあります。
そこで立ちはだかるのはリスニングと長文読解!
実際にこの言葉を聞くと、拒否反応が出ていました。
もしかしたらあなたも不得意に感じているのではないかも知れません!
そこで、今回は、
リスニングを中心に私が実際に独学で克服した勉強方法
についてまとめたいと思います!
Contents
英語のリスニングは独学が可能?
文法や語法は静かに一人で学ぶことができます。
しかし、リスニングと長文読解は過去問があるとはいえ、その場で出たところ勝負です。
- 「どんな話題がでるのか」
- 「何を答えればいいのか」
リスニングでは分からないと・・・
- 「聞こえなくなる」
- 「頭が真っ白になる」
学生時代、「分からない」を極めた英語の長文では「文字が潰れたり、ゆがんだりして読めない」「後の問題までたどり着けない(後の問題にまで気を回す余裕がない)」「体調不良」といった状態を経験しました。
どちらもテスト中の時間を使うには惜し過ぎる経験でした。
時間が止まったようにさえ感じるあの経験は何度も体験したいものではありません。
対策を練ろうと友人や家族など周囲の人に聞いてみはしたものの
- 「文字が読めないだなんてそんなことあるの?」
- 「できるから分からない」
- 「覚えればいいじゃない」
という答えで私の参考にはなりませんでした。
もっとも、当時の私は今以上に英語が出来ず、かなり大きく書いて貰わないと文字が読めない、授業の先生は速くて最早何を言っているのか分からない(そして板書は追いつかないので、ノートを見返してみても謎の記号の羅列)。
恥ずかしくて人や先生にはその状態を見せられないし、向こうからの質問には答えられない。
私は英語をそのままの状態で放置しました。
それから数年が経って私は英語を学び始めました。
もう一度学び直す英語は新しい発見で一杯でした。
「自分でも出来るようになることがあるんだ」と感心しました。
自分の中では仕方がなかったとはいえ、具合が悪くなるまで学生時代「出来ない」状態を放置していたことを恥じています。
無料で出来る!リスニングを独学で勉強する方法を解説!
さて今回は無料で出来るリスニングの勉強方法を4つご紹介しましょう!
全て実践しなくても自分にあった方法として参考にして頂ければ構いません!
リスニングを独学で勉強する方法①カタカナで書く
聞こえたまま、音をカタカナでメモに起こしていきます。
カタカナに起こしたものを自分でそのまま通して読むことで、単語が思い起こせたり(推測したり)、文の繋がりや聞き取りづらい冠詞などを見付けたりすることができます。
この効果はてきめんにあらわれて、「この文、自分だったらこう発音するけれど、あ、これか!」という形で単語を書き起こすことが出来ます。
リスニングを独学で勉強する方法②文脈で判断する
リスニングをしていて「この一文がさっぱりわからない」というとき、文脈で判断します。
例えば、2人で話をしている音源で、
話者1「山登りに必要なものってなんだろう?」
話者2「(ここが分からない)」
話者1「そうだね、雨具は必要だね。」
こういったシチュエーションがあるとします。
話者2がここで突然「明後日の放課後ボブとケーキを作る予定なんだ。」という会話をするとは想像しにくいですよね?
話者1が話者2のあとに「雨具」のことを言っているので、恐らく「天気か雨に関する話題」を提供していることが分かるでしょう。
リスニングを独学で勉強する方法③何度も同じ音源を聴き、元々の言語で書きとれるようになる
同じ音源(1分程度の短い音源)を繰り返し聴き、話者の言語のまま書きとれるように訓練します。
これを行うと、はじめはとても速く聞こえた音源も次第にゆっくり聞こえるようになります。
ゆっくり聞こえるようになることの利点はいくつかあります。
まず、慣れること。
慣れることによって聞き逃しがちだった単語や文を聴けるようになること。
また、「私はこのフレーズは聞き逃しやすいんだ」と自分で自覚することが出来ます。
次に、「話者の癖」が分かるようになること。
同じ英語を話している人が複数いるとしても、ある人は「a」や「the」がとても速くて聞き取りづらい、またある人は訛りが違っていて少し分かりづらい(アメリカ英語やオーストラリア英語が母語だけれど、イギリス英語を話そうとしている場合など)など、話者の数の分だけのバックグラウンドがあり、これを一度聞いただけで「全文」を理解するのは難しいでしょう。
最後に、自分に自信が付きます。
短いテキストを繰り返すことにより同じ音声なのにより鮮明に聞こえます。
様々な人の音源を聴けば外国語に耐性がつくようになります。
リスニングを独学で勉強する方法④多様な情報を身につける
これは②にあげた「文脈で判断する」とも重なりますが、ある程度情報を身につけることもリスニングや長文読解の助けとなります。
自然科学、歴史、観光地、職業上の用語、事件(時事ネタ、流行、スラング)についてある程度学んでおけば、「この文のあとには多分○○がくる」、と予測ができます。
例えば「Whale(クジラ)」と聞こえたとして、「クジラの話=知性(社会性)、エコーによる会話、深海、気圧」のように用語が浮かんできます。
続いて「echo(エコー)」と聞こえたなら「クジラのエコーでの会話かな?」といった具合に。
中学生くらいまでの英語なら特に自然科学(温暖化や生物)の話が長文では多いので、少しの単語で何を話しているのか分かる知識は力強い味方となります。
ニュースなどに強ければ特殊なワードから適切な和訳へと結びつけることが出来ます。但し、これを多用するのは考え物です。
文法や用法を覚えず、雑学一辺倒になると、リスニングの話題が「メアリーの旅行計画」や「ホームステイ先での出来事」、「王くんの一日」など想定外の事態に遭遇した場合対処しきれなくなります。
まとめ
リスニングは不得意な人も多いかと思います。
事実、私もそうでした!
今でも決して得意ではありませんが、以前のように拒否反応が出るという程ではありません。
むしろリスニングの勉強は楽しいです。
リスニングの勉強と聞くと、英会話などのスクールに通う事も考えられますが、
もっと身近なところで無料で出来る勉強法もあるんです。
勉強の参考にして頂ければ幸いです。
英語の勉強法をいくつかご紹介しています。
自分に合った勉強法をチェックしてみて下さい。
【初心者におすすめ】英語が苦手な人でも克服できる勉強法まとめ