今回は中学入試 自分でつくれるできる子ノート (理科)という参考書をご紹介したいと思います。
ところで、中学受験は高校や大学受験のように文字だけのつめこみでは限界があります。
飽きてしまったり、楽しみが少ない勉強法には、向いている子と向いていない子があります。
この参考書(というか書き込み式の自分で作る参考書なのですが)は、色を塗ったり、自分で捕捉などを書き込むことによって教科書や参考書のようなコンプリートした状態を作っていくものです。
子どもは工作や創作が大好きです。
ですからそんな子どもの「遊び心」や「五感」を総動員させた学習方法で文字だけの参考書よりももっと能動的に、刺激的に、体験学習のような形で頭に植え付けていくことができるのです。
子どもはカラフルな色も大好きです。
色鉛筆やマーカーでカラフルに着彩していくことによって、何度も開きたくなる自分だけの参考書を作れるのです。
Contents
自分でつくれるできる子ノート(理科)はどんな人におすすめ?
軽度ADHDなどで、言葉で色々な事を暗記したり、理解することが苦手なお子さんには、是非試していただきたいです。
文字も絵も着彩したり、好きなように書き込みすることによってより視覚的に、刺激的に、記憶したり理解したりすることができるようになります。
発達障害を持っていない普通のお子さんでも、文字や写真だけの参考書よりも、ずっと身近に、ずっと親しみを込めて、学ぶ姿勢が継続すること間違いないと確信しています。
自分でつくれるできる子ノート(理科)の特徴は自主的に作っていくこと
自分でつくれるできる子ノート(理科)の特徴は自主的に作っていくことです。
同様に、塗ったり描いたり書き込んだり、といった自ら作り上げていく参考書の良さを十二分に私自身が身をもって体感しました。
ですので、私は、この方法を多くの方々にぜひ試してもらいたいと思いました。
私が中学受験をしたのは30年以上前の話ですが、その頃にもこんな本があったらな、と本当に心から思います。
高校3年の大学受験の時には、同じような、塗り絵みたいになっている英単語帳を使っていました。
「あこがれ共同体」という元予備校講師の先生と、その教え子の方々が編纂した出る単の一種だったのですが、これはとても私にあっていて、それまで大苦手だった英単語暗記が少し楽になった記憶があります。
すべての人に合う方法かはわかりませんが、一度試していただきたいと思いました。
自分でつくれるできる子ノート(理科)の使い方!
①通して読む
まずは文字の部分を通して読むことを試みます。
文字の状態で難なく理解できていれば、問題ないからです。
この学習法は、文字だけ追っていてもよく理解できない単元の学習に対してとても有効だからです。
②わからない単元には付箋を貼っていく
どこがわからないかをわかるように、通して読んだときに、少しでも理解していないと感じた部分には付箋を貼っていくのです。
その付箋を貼った部分が、色を付けたり、マーキングで飾ったりする部分です。
③付箋を貼っていった単元を、最初から色を塗ったりして視覚的に覚えていく。
ここがメインの学習場面です。
④まとめ問題をやってみる。
最終項の入試問題に挑みます。
ここで間違えた個所は、まだ不完全ということなので、さらに復習します。
⑤復習方法は、参考書の手書き風な絵をまねて、自分で同じようにノートを作ってみる
1から自分で描いたものは、もっともっと記憶に残ります。
そのような作業を繰り返すことによって、中学に入ってからの上手でわかりやすいノートの作り方も先取りで学習することができます。
二通り、三通りやってみて、今度は別の問題集などにチャレンジさせてみます。
そこでも間違った個所は、また自作ノートに戻って、繰り返し繰り返し間違わなくなるまで覚えこみます。
自分でつくれるできる子ノート(理科)の勉強方法は理解を再確認する事!
自分でつくれるできる子ノート(理科)の勉強方法は理解を再確認することです。
自分でつくれるできる子ノートは前述したように視覚的に覚えていくことが特徴です。
特に自分に作れるのが特徴といえます。
ただ中学受験は試験ですので、暗記も欠かせないです。
そこで、赤セルを使って重要事項を記憶していきましょう。
つまり理解を再確認する事です。
そして知識や理解が定着できれば、過去問などを通じて実践力を身に付けます。
実はこの作業は非常に子供にとっては苦痛だったりします。
保護者が客観的に子供の苦手分野を把握することも大事です。
点数を取れば、ぜひ褒めてあげてモチベーションを上げていきましょう!
逆に間違えた問題は、保護者がきちんと把握してフォローしてあげましょう!
問題を通じて気づいた事をさらにノートに書きこむことも勉強方法としてはおすすめです。
自分でつくれるできる子ノート(理科)を実践するとリテラシーの向上に役立つ!
このように視覚的な学習方法を身に着けると、大学生や大人になってから必要になってくるリテラシーの向上に役立つと思います。
つまり中学受験の勉強が社会にでも役に立つだろうと考えます。
この学習方法は、特に理科と社会に向いていますが、国語の漢字学習や言葉の意味の学習、また説明文の解き方などにも応用できます。
もちろん算数の計算方法の公式などの解説にも向いています。
まとめ
中学入試 自分でつくれるできる子ノートは、文字だけの情報では今一つ習熟できない子どもに抜群の学習法えはあるのですが、そればかりではなく、楽しく、勉強を嫌なものとはとらえず遊びのように習得できる優れものの参考書です。
それは、中学入試に向けての習熟度を高めるというメインの役目にとどまらず、中学高校になってからも使える、わかりやすいノートまとめ術を習得することもできます。
更には、社会人になる将来的にまで役立つ、リテラシーの力を磨くこともできるのです。
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