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単相と三相のコンセントの違いは?簡単な見分け方を伝授!

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ご家庭ではまず、見かけない単相・三相のコンセントというフレーズから始まりましたが、単相のコンセントというのは、一般家庭にあるコンセントのことです。

たまに、穴が3つあるコンセントもありますが、その3つ目はアースと言い、家電製品に記載されている「アースを接続してください」のアースです。

こちらは万が一、家電製品が漏電した場合に感電を防ぐ用途を持った線です。

アースは今回の単相、三相とは違う話ですので、この説明はこれぐらいとし、本題に入っていきたいと思います。

単相と三相のコンセントって何?

まず、コンセントとは家電などの電化製品から出ているプラグを差し込む、壁などに設置されている差し込み口のことを言います。

コンセントとよく言いますが、実は電化製品から出ている差す側のコネクタはプラグと言い、受け側の差し込み口をコンセントと言いますので、覚えておくと電化製品を購入する際、スムーズに話が出来ます。

では、単相とは何か?

単相とは2本の電線からなっており、1本は電気を送り、もう1本は電気を受けます。

そして、その2本を交互に電気が行き来します。

この行き来するものが交流と呼ばれます。

おまけとして、この行き来を1秒間に60回するものが60Hz(ヘルツ)、50回するものを50Hz(ヘルツ)と言います。

これはよく言われる関西、関東方面の周波数の違いと言われるものです。

話しが逸れてしまいましたが、簡単にまとめますと、2本の電線で成るものが単相であり、それが3本になると三相と言われるものとなります。

三相とは、その名の通り3本の線を行き来する電気となります。

電力が大きいものを動かすときなどに便利です。

一般家庭ではあまり機会はないと思われますが、探してみると施設や工場には多かったりします。

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単相と三相のコンセントの違いは?

単相と三相は先ほどのお話の通り、単相=2本となっており、三相=3本となっています。

ですので、単相のコンセントは2つの差込口となっています。

ただし、冒頭で説明しましたアースが加わり、単相=3つの差込口(アース付き)となっているものもあります。

三相のコンセントに関しても、アースが無いものは3つの差込口となっており、アース付きだと4つの差込口となります。

単相のコンセントにも三相のコンセントにも種類が大きくわけて二つあり、「ストレート」と「引っ掛け」と言われるものです。

「ストレート」とは、その名の通りプラグが真っすぐ出ていて、コンセントに真っすぐ差し込むだけの形状となっているものを呼びます。

これはそのままプラグを引っ張ると、コンセントから抜けてしまいます。

「引っ掛け」とはプラグをコンセントに差し込み、その状態で時計方向か半時計方向にプラグを捻ると、
三相プラグの一部がコンセントの中で引っ掛かり、プラグをそのまま引っ張ってもコンセントから抜けなくなるといったものです。

あまり色々な種類を見る機会は少ないと思いますが、実はホームセンターで売ってたりします。

単相と三相のコンセントの簡単な見分け方を伝授!

 

先ほど、単相と三相コンセントの種類が多いということをお話ししましたが、プラグやコンセントを見て、単相なのか三相なのか判らないといったことが起きてしまうと思います。

そんな時はプラグやコンセントの本体を見て下さい、100Ⅴと書いてあれば間違いなく「単相」です。

200Ⅴと書いてある場合、プラグかコンセントの差込口を見て下さい。

そこにⒺや傘をひっくり返したようなマークがあれば、それがアースとなります。

アースがある場合、差込口が3つなら単相(+アース)、4つなら三相(+アース)となります。

単相アース有と三相アース無が共に差込口が3つとなり間違えやすいので、このアースマークを見ることが一番の間違い回避となりますので、是非ご確認下さい。

種類が沢山あり、見分けるのが大変かもしれませんが、それだけ形状があるということは差し間違えてしまうことが無いようになっているということです。

必要なものは必要な場所に差し込める状態となっているはずです。

逆に設計者側はそれを間違えてしまわないようプラグやコンセントの選定が必要となります。

単相100Vと単相200Vも解説!

今まで単相コンセントのお話をしていましたが、ご家庭で見られるコンセントの電圧は100Vとなっており、最近ではエアコン設置部にあるコンセントが200Vだったりします。

「電力(W:ワット)=電圧(V:ボルト)×電流(A:アンペア)」となっており
同じものを動作させる場合、100Ⅴより200Ⅴのほうが少ない電流で動作(電力消費)することが出来るので、使用されています。

単相で100Ⅴと200Ⅴのコンセントの形状が違うので差し間違えることはありませんが、
IHやエアコンを選ぶ時、設置する予定付近のコンセントを確認してください。

200Ⅴのコンセントなのに、100Ⅴの製品を買ってしまうと使えないといったトラブルに見舞われることもあります。

まずはコンセントの電圧をしっかりと確認してから、電化製品を購入検討されることをお勧めします。

まとめ

今回は単相と三相コンセントの違いを説明させて頂きました。

家庭ではお目にかかることが無かったのですが、200Ⅴ単相は最近増えてきました。

三相コンセントは大型機器を扱わない限り、一般家庭での使用は電気工事のこともあり、簡単には使用出来ないので目にすることは少ないと思いますが、工場や施設等ではよく使用していますので、そういった場所で働いている方々向けの話だったかもしれません。

途中でも記載しましたが、迷った時は使用したいプラグ及びコンセントを確認後、ホームセンターで入手することが出来ます。

もちろん、大容量であったり、メーカーの違いによりすぐに手に入らないこともあるかもしれませんので、前もって確認されることをお勧めします。

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