数独(ナンプレ)は興味が無くても、雑誌やアプリなどで見た事がある人は沢山いると思います。
数独を難しいと思う人もいると思いますが、ルールを理解していれば難易度は様々なので楽しんで出来ると思います。
また、脳にも効果があるという話もありますので、数独を解くことに効果あるのか、効果ないのかを紹介していきたいと思います。
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数独は効果ない!?

加齢による脳の働きについては「使わなければ失う」と言う事は広く知られてきました。
しかし、スコットランド・アバディーン王立病院のロジャー・スタッフ氏とその共同研究により、パズルには知力低下を防ぐ効果はないと言われました。
ですが、日常的に何もしなければと言う場合で、普段から数独、クロスワードや間違い探し、簡単な計算などを続けている方認知機能テストの成績が高い事は分かりました。
しかし脳の老化防ぐ効果はありますが、アルツハイマーや認知症という病気の予防に繋がる訳ではありません。
病院の発症以外での数独を日常的に行う行為に対しては、脳の老化防止や学習能力の向上にも効果があります。
また、子供に対しては能力向上や知育としても効果があります。
しかし、脳トレとして数独を続けて行くには楽しくなければストレスに感じてしまい、飽きる、時間の無駄、効果ないなどと思ってしまいます。
そうすると、取り組む事も嫌になったり、効果を損ねてしまったりする結果になるので、数独は、簡単な物や自分のレベルに合った物から始めるとストレスなく楽しむ事でき、数独が解ける事で解いた後の爽快感などを味わえると思います。
なので、何もしない場合や諦めてしまった場合には、効果はないと言われますが、ストレスなく続けていく事が出来れば徐々に効果が現れ、脳の活性化にも繋がります。
数独をおすすめする理由を5つ紹介

数独のルールは3×3のますが9個集まり、9×9のマスに数字を入れていくという簡単な物になります。
数独マニアと呼ばれる方がいる位に、世界的にも人気のパズルになります。
おすすめする理由①前頭前野が活発になる
数独には脳を鍛える効果もあると言われています。
東京理系大学の先生が、物忘れが多い、やる気が出ない、集中力が落ちたという悩みに対するトレーニングとして行いました。
数独を解いている時に頭部に測定機器を付け、近赤外線により血流量を測ったところ、活発に前頭前野が活動していることが分かりました。
おすすめする理由②子供にも効果がある
また、脳を鍛えるのは大人だけではなく、子供の効果も見られました。
知育としてもとても良く、脳の発達や成長、記憶力を良くする効果や、論理的思考などを高める事が出来ます。
おすすめする理由③毎日やると学習に活かす事が出来る
また、毎日の家庭学習の他に10分程、数独をやらせる事で、分析力、判断力、論理力なども自然と身につくとされています。
学習ドリルの他に数独10分程度やる事で毎日の効果を学習に活かす事が出来ます。
おすすめする理由④コツを掴むと簡単に解けるようになり楽しめる
そんな数独ですが、単純で奥が深いパズルでもありますが、コツを掴むと簡単に解けるようになります。
その結果、数独が楽しくなります。
基本的には縦横を見て何が足りない数字かを考え埋めていくパズルになります。
まずは、ヒントが多い場所から解きます。
数独は元々、数字が沢山あるブロックがあるのでそこから始めますが、手当たり次第に数字を当てはめると混乱してしまいますので、1から順番に考えていく事がオススメです。
初級の数独では最初から多くのマスが埋まっている事もあるので、縦横をよく見て足りない数字を探し、埋めていく事が初級編の解き方となります。
おすすめ理由⑤問題がレベルあり徐々に難問にもチャレンジできる
初級に慣れ、中級、上級と進めていくと同時に難問にもなります。
そんな難問のコツとして、空いているマスを見て、数独の基本的な解き方を利用して可能性を考えていく事になります。
その解き方を利用し、当てはまる数字の可能性を見つけたら、そこから更に数字を絞っていきます。
数字を絞ることによって、数字が入る可能性のあるマスが絞られ、数字が確定する場合があります。
このような解き方を利用し、更にメモをしたり、候補を書き出したりする事で難問は更に解きやすくなります。
おすすめ理由⑤ロジカルシンキングが身に付く
数独が得意な人はロジカルシンキングという理論的思考が身についており、複雑な問題を客観的に見つめ、飛躍なく筋が通るように整理する事が出来るとされています。
ロジカルシンキングは数学だけではなく、コミュニケーションを円滑に行えたり、問題の解決策を見つけたい時にも利用されます。
以上の事から、数独は毎日継続的に続けていく事により、大人も子供も脳の活性化や集中力、記憶力の向上、頭の回転も良くなる効果が期待出来るパズルだという事が分かります。
様々な専門家の意見などもありましたが、脳の活性化を目的として数独を利用しる場合は、ストレスなく楽しんで出来るように自分のレベルに合った難易度から挑戦していく事が習慣性を持たせて効率よく効果を発揮出来る方法だと思います。
無理やりにやる事で数独を嫌いになったり、いきなり難問を解いて諦めてしまうのは大人も子供も同じです。
また、そのような状況では、効果も認められないので、楽しみながら始める事をオススメします。
まとめ
ここまで、数独に対して様々な効果などを説明してきました。
数独は見た目は難しそうに見えますが、いざ始めると意外とハマってしまうという方も多くいます。
初めは、懸賞目的でも良いので簡単な1問から解いていく事で数独の楽しさを知る事でき、更に難しい問題へと挑戦していく事で楽しみが増えるのが、数独だと思います。