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真空状態になった蓋が開かない時の対処法!100均アイテムも紹介

真空状態になった蓋が開かない

蓋が開かない!

という事態に陥ったこと、ありませんか?

きっと、ほとんどの方々が経験したことではないでしょうか?

身近なものだと、お味噌汁の蓋、お鍋の蓋が多いと思います。

結論からすれば、

・中に液体が入っている場合は瓶の蓋を温めて冷やす

・100均アイテムだと、輪ゴム・ゴム手袋・瓶オープナー・風船などが挙げられます。

では、この蓋を開けるための具体的な方法の詳細を紹介したいと思います。

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真空状態になった蓋が開かない時の対処法!

真空状態になった蓋が開かない

まずは、よく見かけるお味噌汁のお椀の蓋を開ける場合の対処法です。

1番早く対処出来る方法は、蓋と容器の隙間を作ることです。

お味噌汁のお椀を対角になるように持ち、お椀を押し潰すように少し押してみてください。

もちろん押し過ぎるとお椀が倒れてしまいますので、ご注意下さい。

プスッという音とともに、蓋が簡単に外せるようになります。

 

では、お味噌汁のお鍋にしている蓋が外れない場合の対処法です。

これは、お鍋にお味噌汁が残っていることが条件となりますが、お鍋をもう一度温める、少し煮立つぐらいで蓋が簡単に開けられるようになります。

これらはお味噌汁が温かい状態(湯気が出るぐらい)で蓋をすることによりお椀(お鍋)の中に湯気が残ります。

そして、この湯気が冷えてくると液体に戻ります。

この時、気体より液体の方が体積が大きいため、お椀(お鍋)の中の空気が少なくなります。

空気が少なくなることで、お椀(お鍋)の中から押される力(気圧)が小さくなり、お椀(お鍋)の外から押される力(気圧)に負けてしまいます。

 

この、お椀(お鍋)の中の気圧が少なるなることを真空状態と呼びます。

お椀の蓋を開ける対処法では、お椀の中に空気を戻しています。

お鍋の蓋を開ける対処法では、温めることで、液体を気体にし、空気を増やし気圧を大きくすることで、外との気圧差をなくしています。

お味噌汁で説明をしましたが、同じ原理なので、何かを入れている瓶の蓋も同じ原因で開かないことが多いので試してみてはいかがでしょうか。

 

それでも、蓋と容器の間にある液体がパッキンの役割を果たしてしまい、密着して蓋が外れにくくなっていることが多いです。

その時は、蓋が滑ってしまわないよう、輪ゴムやタオルなどを使って、しっかりと蓋を握り、回してみてください。

握るための便利アイテムも色々ありますので、のちほど紹介したいと思います。

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真空状態になった蓋が開かない時の対処法でNGは何?

NG

真空状態になってしまった場合の間違った対処法を挙げていきます。

熱し過ぎる

熱し過ぎるのは間違った対処法です。

中身を熱くし、気体にすることで蓋は開くかもしれませんが、肝心の中身が焦げてしまったり、空焚き状態になってしまうので注意してください。

直火で蓋や瓶を熱する

直火で蓋や瓶を熱することもNGです。

こちらも理にはかなっているようですが、瓶であれば割れてしまう危険性もあります。

蓋が熱くなりすぎてヤケドをしてしまう恐れもあるので、出来れば避けた方がいいです。

冷やす

対処法にあった通り、温めると気圧のバランスがよくなりますので、冷やしてしまうと逆効果となります。

蓋と容器の間に何かを差し込む

蓋と容器の間に何かを差し込むのも注意しましょう!

蓋と容器の隙間を作るという点では間違いではないのですが、隙間が無いところに無理やり隙間を作ることになりますので、蓋か容器に少なからず傷がついたり、やりすぎると割れたりしてしまいます。

傷がつくと密閉性が高く保存に適した容器が、しっかり閉まらなくなり使えなくなる原因になってしまいますので、出来れば避けたいところです。

間違っているというより、やり過ぎは良くないということですね。

色々試してみることも大事ですが、怪我などには気を付けて下さい。

真空状態になった蓋が開かない時の100均アイテムも紹介!

蓋

色々な対処法を出しましたが、硬い蓋を開けるには蓋をしっかり握れることも重要です。

特に温めることが出来ない状況だと、出来ることは限られてきます。

軽く蓋をコンコンと叩いたのち、蓋をしっかり握って回してみるしか方法はありません。

では、100均などで調達出来る、蓋をしっかり握れるアイテムを紹介します。

輪ゴム

まずは輪ゴムです。

輪ゴムを何本か重ねて、蓋に巻き付けることで手が滑らなくなり、しっかり握ることが出来ます。

ゴム手袋

次に、ゴム手袋はどうでしょうか。

食器洗い用などのゴム手袋で構いません、輪ゴムもそうですが、ゴムは密着性が高く大きな摩擦が生まれるので手が滑りにくくなるだけでなく、回そうとする力が全部蓋に伝わるので、素手で回すより力が出ます。

瓶オープナー

しっかり握れるといえば瓶オープナーはどうでしょう。

オープナーと言えばハサミのような形で挟み込むものと思われるかも知れませんが、100均の瓶オープナーは見た目はシリコン製の鍋敷きです。

その鍋敷き(違います)は表にでこぼこの突起がたくさんあり、シリコンだけでも密着性が高いのですが、そのでこぼこのおかげで大きな摩擦力を生みます。

耐久性も強く、何年も使える優れものです、シリコンは断熱性もありますので鍋敷きや鍋つかみにも使えます。

シリコン製ですので柔らかく場所もあまり取りません。

もうこれで良いのでは、と思ってしまうほどの優れものです。

風船

意外なものとして、風船も使えちゃいます。

今まで紹介しているゴム製品なので、蓋だけを覆い被せるようにしてください。

こちらも摩擦が生まれ、しっかり力を伝えることが出来ます。

さいごに

100均でもありますが、オープナーで検索すると色々なアイテムが出てきます。

中には電動オープナーも見つかりました。

便利アイテムと紹介しました共通点として、物の材質があげられます。

 

困ったとき、まず周りをみて下さい、色々と摩擦が大きくなるものがあります。

そんな機転が利いた対処をすると、喜ばれること間違いなしです。

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