今回初詣で紹介するスポットは、姫路市中心部にある射楯兵主神社(いたてひょうしゅじんじゃ)です。
別名を播磨の国総社(そうしゃ)と言い、射楯神と兵主神のニ神が祀られているのですが、出雲系の大国主命が主神だということです。
地元では総社というくらいなので、他にも厳島神社や長壁神社、稲荷社に八幡宮などの摂社もあります。
場所はどこ?
JR姫路駅北口から北へメインストリートの大手前通りを歩いて約20分くらい、大手前公園手前を右(東)へ曲がってまっすぐ行くと、鳥居と新しい赤い御門が見えます。
その石畳を歩いてすぐ左に山門があり、そこを入ります。
兵庫県姫路市総社本町190
射楯兵主神社のお守りについて
おみくじは普通の神社と同じようなものですが、お守りは
- 「幸せまもるみみまる守」
- 「幸せいっぱいひめじ守」
- 「総社の大神様 錦守袋」
- 「幸せ山もり しあわせさん守」
- 「総社ゆかりの名軍師 黒田官兵衛勝守」
など、各千円です。
また、この神社は最近、縁結びに力を入れているようで、南の鳥居から入る境内の石畳の道を「ひめじ縁結び通り」と称して、よく見ると51個のハートのプレートが・・・。
出会いを叶えたい方は、この11枚のプレートを順番に踏んで参殿へすすんで参拝するそうです。
11枚のプレートに51個のハートで「いい恋」ということなんですね。
そしてすでにカップル、ご夫婦の方々は2人で左右のプレートを踏むと、「いい夫婦」の祈願になるということです。
出会いのない方も、すでに恋人同士の方々も、すでに結婚して愛を育んでいらっしゃる方も、ここの神様に祝福されて幸せになるということだそうです。
このプレートを踏んでお参りすることで縁が一層強固になるんですね。
射楯兵主神社の駐車場はどこ?屋台もチェック!
射楯兵主神社の駐車場はあまり広くないので、ここでの駐車は期待できないと思います。
しかし、近辺に姫路城もあり、大手前公園のパーキングや、姫路城拝観者向けに観光シーズンや土日祝日用の特別な駐車場などもあり、有料駐車場は多くあります。
また、この神社は繁華街の一郭でもあるので、お買い物客向けの有料駐車場はそこら中にたくさんありますので、少し歩くのを我慢するとして、マイカーでの参拝も可能です。
また、神社周辺には色々な屋台も出ているので、お子さん方が喜ぶおもちゃとか駄菓子、お正月の縁起物なども売っていて大変賑やかです。
元旦は姫路城の拝観料は無料なので、初詣の帰りに姫路城拝観に行かれるのもおすすめです。
また、2日と3日の姫路城拝観料は残念ながら無料ではありませんが、姫路城のカレンダーなどを無料配布しています。
姫路城大手門はこの神社から歩いて10分くらいのところにあり、大手門を入って右に行くと子供さんが喜ぶ小さな動物園もあり、初詣の後のお楽しみとしておすすめします。
混雑状況や所要時間は?
射楯兵主神社の初詣は、元旦は大みそかの12時に開門され太鼓の音と共に真夜中からお参りされるそうです。
が、私は元旦の朝9時過ぎに行きました。
いつもはほとんど人がいない、がらがらの境内なのですが、飾りつけもお正月モードとなっていて、参殿から山門のところまで約50メートルくらいの参拝客の行列が出来ていました。
お参りのための待ち時間は20分くらいでした。
その前の年は午後2時ごろに行ったのですが、行列は山門からかなりあるコンクリートの鳥居のところまで200m以上はあり、1時間くらいかかりそうだったので断念しました。
朝はやく行くのが狙い目のようです。
屋台は出ていて賑やかですし、境内もおみくじやお守りの売り場が増設されていて、大賑わいです。
しかし摂社の方まで行く人はほどんどないので、奥にある摂社には並ばずにお参りすることが出来ます。
摂社のひとつに、長壁神社があります。
この神社は、この射楯兵主神社のなかと、市内繁華街の立町と姫路城天守閣にあるのですが、この3つに参拝すると願いが叶うそうです。
一日で充分回れる距離にあるので、初詣にもおすすめしたいです。
まとめ
姫路の繁華街の一角にあり、姫路城にも近い射楯兵主神社の初詣は、神社だけでも楽しいですが、初詣の後に周辺を歩かれても楽しいです。
姫路城拝観しなくても、周辺を回られると自然がいっぱいの千姫の小径とかシロトピア公園などお城の裏側も散歩に最適だし、姫路城を色々な角度から楽しめます。
射楯兵主神社の初詣、混まない朝からがねらい目ですので、ぜひおすすめします。