子育て

言う事を聞かない3歳の子供にイライラ!具体的な接し方を解説!

3歳以下くらいの子供の場合、声掛けしてもスムーズに物事が運ばないということがよく起こります。

朝の忙しい時間やお迎えから帰ってきてたくさんやることがある時間にイライラする場面に出会うことはストレスの元でもあります。

そのような時にどう受け止めたらいいのかということと、ルーティーンと食事のトラブルに絞って対策を紹介します。

こんなあなたにおすすめ!
  • 言葉が分かっているはずなのに通じないと思っている人たちに少しでも役に立てればと思います。
  • 忙しい親にとって一つでもスムーズに物事が動くようは家庭でのストレスを減らすことに繋がると思っています。
  • 思ってもみない視点やヒントが役に立ってくれることを願います。
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言う事を聞かない3歳の子供にイライラ!

具体的な指示が通らない、食事に時間がかかりすぎるなど日常のトラブルがありました。

本人のこだわりが少し強かったので順番通りを刷り込むまでが苦労しました。

言葉は通じているのになぜこっちの意図が通らないのかについてかなり悩みました。

食事前の時間などにがみがみ言うことも多く、楽しく子育てをしたいという希望からはどんどん離れていく生活になっていったことが苦しかったです。

わざとやらないなど反抗期ということがあれば多少の諦めやこれはそういう時期なのだと受け入れることもできたと思います。

しかしそういう訳でもなく行動にムラがあったので混乱していました。

結局テレビでたまたま自閉症の子供をどう動かすかという番組を目にしたことをきっかけでもしかして言葉が理解できていないのかもしれないと思い当たりました。

早くなど大人がよく口にする言葉は抽象的で子供には理解できないものだという基本的なことが分かっていなかったのだと思います。

子供の能力にもよるとは思いますが、きちんととか丁寧にとかしつけの時に使いがちな言葉を理解できるようになるには視覚的な補助があった方がいいのだと気が付いてからはかなりスムーズに物事を教えることができるようになりました。

同じような原因で悩んでいる人は案外多いのではないかと思います。

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具体的な接し方を解説!

具体的な接し方①言葉が通じていないこともあるのです。

簡単な言葉のやり取りができるようになってくると大人は言葉を理解していると思ってしまします。

ところが低年齢の子供には音として理解しているが意味を理解していないことがよくあります。

例えば「手洗い」という言葉は知っていても何をすればいいのかを理解できていないなどがあげられます。

そういう時に手洗いをせずに他のことを始めてしまいトラブルになることもよくあることです。

このようなことがあるということを頭の片隅に置いておいてください。

そうすると言葉と意味が結びつくまでは繰り返して教えるしかないということになります。

特に親が何かを教える時に使いやすい「きちんと」とか「早く」という言葉は理解できる子供と理解が遅い子供がいます。

言葉のやり取り以外の補助が必要な子供には次のような方法が有効になります。

具体的な接し方②写真やイラストを使ってみよう

毎日のルーティーンがあるのにスムーズにいかないという場合、忙しい時間だとイライラしてしまいます。

そんな時に有効なのがルーティーンを写真やイラストにして順番通りに並べて置くという方法です。

これは自閉症の子供に対しても実際に行われている方法でもあります。

最初にやることから最後にやることまでカードにして終わったら一つずつめくったり、シールを貼ったりして自分でやることと終わったことをを視覚化してあげると楽しんで取り組むようになっていきます。

子供は自分の写真が好きだったりするのでそういうものを利用してカードを作ってみると喜んでくれるかもしれません。

具体的な接し方③時にはあきらめることも必要

ご飯の時の声掛けでトラブルの一つが「食事に時間がかかる」ということです。

頑張って食べようとか早くとかいくら声掛けをしても暖簾に腕押しだったりしてしまうとせっかく作ったのにというがっかりした心情と相まってイライラしたり悲しくなったりします。

本人の食欲もあるでしょうが、幼児の食事に1時間付き合ったりしていたらへとへとになってしまいます。

このような時は出した食事を全部食べさせることをあきらめてください。

15分とか30分と時間を決めて切り上げてしまうことが大事になります。

全部食べさせたいという親心はあるでしょうが、1日の中や1週間の中できちんと栄養が取れていればよしと考えた方が気楽になります。

時計が見られない年齢の子供の場合、キッチンタイマーなどを使って終了時間を教えることから始めましょう。

ご飯を食べずにおやつを欲しがってもご飯を食べきらないようであれば我慢させます。

そしてこの方法を使う時に大切なのことは時間内に食べきれる量の把握です。

少し少なめにして食べきれたことを大げさにほめてあげることから始めましょう。

このようにして時間内に食べきればほめられる、おやつももらえるとなればスムーズに食べてくれるようになっていきます。

保育園や幼稚園では時間内にきちんと食べるのにというお子さんの場合はなおさら有効な方法になります。

家だから大丈夫ではなく保育園や幼稚園と同じと認識できれば良いのです。

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まとめ

言葉を覚え始めた頃から生活習慣が身につくまでの数年間は親の覚えさせたいことがなかなか入っていかなくて叱りすぎたと後悔することが起こりやすいです。

穏やかに過ごしたいと思っているのに気が付いたら何だか怒ってばかりだと悩んでいる人も多いと思います。

言葉を分かっているはずなのに通じない、やってほしいことをやってくれないと感じることもあるでしょう。

本人の意思が出てくればなおさら困難になってきますが、理解してもらうまでは時間がかかること、時には言葉以外の体感(叩くではありません)で理解させることも必要になるのです。

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