この記事では漢字検定の級や級に応じたレベルについて紹介していきます。
漢字検定は日本漢字能力検定が主催している検定試験の一種で日本では幅広く知られている検定試験の一種です。
漢字検定には細かく級があり、小さな子どもも受験できるようになっています。
漢字検定が初めてという方にも学習の仕方やテキスト、アプリなどの紹介もしていきますので、是非参考にしてくださいね。
Contents
小学生が受ける漢検検定は何級から?等級別にまとめ
漢字検定を受けたいと思っている小学生の子供がいる保護者や受験者のかた!
どの級から勉強していいかわからない!
そんなあなたに各級の勉強法や対策をまとめてみました。
この記事を読めば自分がどの級から勉強して良いかがわかります。
是非、チェックしてくださいね。
漢字検定10級~8級(小学校1年生~3年生終了レベル)
漢字検定10級は小学生1年生程度、漢字検定9級は小学生2年生程度、漢字検定8級は小学3年程度となります。
小学3年生くらいであれば、いきなり8級からでも構いません。
漢字検定7級(小学校4年生終了レベル)
漢字検定7級は小学校4年生終了レベルの漢字検定です。
内容は、音読み、訓読みの理解度、正しい送り仮名の理解度、熟語の構成に関する知識、対義語の理解度、同音異義語の理解度などを問われます。
出題範囲は640字です。
漢字検定7級の勉強はテキストを利用することが良いと思います。
「漢検7級 実物大過去問 本番チャレンジ」というテキストは過去問や模擬試験が出来るので、より本番に近い状態で学習できます。
アプリもある問題集も紹介します。
テキスト学習もアプリ学習もすることが出来ます。
「いちまるとはじめよう!わくわく漢検(7級)」というテキストです。
漢字検定7級はしっかり学習すれば合格できるのでお子様に合ったテキストやアプリを利用して勉強してくださいね。
漢字検定6級(小学校5年生終了レベル)
漢字検定6級は小学生5年終了時点で学習している825字が出題範囲の検定です。
漢字の読み書き以外にも類義語・同訓異字・熟語の成り立ちなどが新たに出題されます。
試験の出題方法に慣れるためにもテキストやアプリを使った学習はかかせませんね。
漢検6級は合格率が80%前後です。
大人も子どもも一緒に受けることがあるために親子で受験してみても良いかもしれませんね。
漢字検定の攻略法は過去の問題を繰り返し解いて身体に覚えさせることです。
これは小さな子どもにも出来る方法なので是非使ってみてくださいね。
漢字検定5級(小学校6年生終了レベル)
漢字検定5級は小学生6年終了時点での漢字の読み書き、意味の理解などを中心とした問題を出題します。
出題範囲は小学6年生時点で1006字となります。
しかし、これは6級以上の覚えるべき漢字を含めた数ですので実際には1006字も覚える必要はありません。
漢字検定5級の勉強方法はテキストを使いノートに繰り返し解くのが良いそうです。
繰り返し繰り返し学習すれば自然に頭が覚えてくるため、とにかく繰り返し学習を行なってください。
漢字検定5級のおすすめテキストは日本漢字能力検定が出版しているテキストです。
受験者数が非常に多い漢字検定5級ですが、しっかり学習をして合格してください。
漢字検定4級(中学校在学中レベル)
漢字検定4級は中学校在学中程度で1322字の漢字で構成されている試験です。
合格率が50%くらいで少し低いと感じました。
漢字検定4級には小さな子どもから高齢者まで受験しているため合格率が他の級よりも出ても仕方がありません。
おすすめテキストはこちらも日本漢字能力検定が出しているものです、このテキストをくまなくやって繰り返し繰り返し学習をしてしっかり合格にむけ勉強を行ってください。
もし漢字検定を受けたいときには大人であればCBT受験も良いかもしれませんね。
コンピュータを使った試験で都合の良い日程を選ぶことができます。
会場も全国に150箇所以上あるために忙しい人にはおすすめです。
漢字検定4級の合格の秘訣もやっぱり繰り返し毎日同じ問題を解くという方法が近道かもしれませんね。
子どもたちは特にそうですが、繰り返し学習により力をつけていきます。
漢字検定4級は何年生からで大人は受ける?レベルやおすすめの問題集も解説!
漢字検定3級(中学卒業レベル)
漢字検定3級は中学卒業レベルの検定です。
高校受験時の書類に記載できるために受験する方も多く、たくさんの学生が受験する検定です。
その為、小学生が合格したら結構、自慢できます。
漢字検定3級の出題範囲は常用漢字として設定されている2136字程です。
この中から適切な使用、漢字の理解を判定します。
漢字検定3級にもなると覚えるべき漢字が多いため効率の良い勉強方法が求められてきます。
日本漢字能力検定が出しているテキストやポケット漢検3級などを使うのが1番かもしれません。
繰り返し学習はもちろんですが、目につく場所に漢字検定の問題を置いておくなど工夫をして効率よく合格してくださいね。
漢字検定準2級(高校在学レベル)
漢字検定準2級は高校在学程度のレベルの検定です。
出題範囲は約2000字と多いように感じますが、実際には知っている感じもあるため新しく覚える漢字は2000字もありません。
200点満点の70%程度の点を取れたら合格することができます。
中には小学生で準2級を受験する方もおりますが、基本的には中学生や高校生が受ける試験です。
漢字検定準2級の勉強方法はiPhone/iPad、androidでアップされている漢字検定・漢検漢字トレーニングがお勧めです。
いつも身近にあるスマホを使うことで繰り返しいつでも学習でき定着のためには効率の良い勉強方法です。
また準2級では四字熟語の学習もしっかり行うことで点数アップに繋がります。
漢検準2級のレベルや中学生と高校生の合格率は?勉強方法も紹介
漢字検定2級~1級(高校卒業~一般レベル)
漢字検定2級は高校卒業・大学・一般程度、漢字検定準1級と1級は大学・一般程度
小学生でも受験資格はありますが、いきなり受験する人はほとんどいませんので、準2級に合格してから受験しましょう。
まとめ
この記事では小学生が受ける・受けたい漢字検定の級や級に応じたレベル、学習方法などについて書いてまいりました。
結局は小学生が受ける漢字検定のレベルは、10級~5級です。
各級ごとに何年生が受験するかを紹介します。
級 | 学年 |
10級 | 1年生終了レベル |
9級 | 2年生終了レベル |
8級 | 3年生終了レベル |
7級 | 4年生終了レベル |
6級 | 5年生終了レベル |
5級 | 6年生終了レベル |
余裕があれば4級以降もチャレンジしてみましょう。
漢字検定は受験の際にも書類に書けることもあり、早いうちから取り組むことで試験慣れさせることもできる得の多い検定試験です。
漢字検定を受けることで漢字の読み書きだけでなく意味や成り立ち、四字熟語など幅広く学ぶことができます。
もちろん大人の方も多く受験されていますのでこれから漢字を勉強しようかなと考えている方にもおすすめです。